カルナバル2019終了。

今年も無事に2019年のカルナバルが終わりました。

ヤンササのいつものカルナバル会場「Playas de Chicaña」。このように川の近くなので、川に入ってバシャバシャできるし、水も汲み放題。

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今年は3月4日5日の月曜火曜がカルナバル。その前の土日からエクアドル全土でカルナバルのお祝いは始まっていて、合計で4日間のプログラムを組んでいるところがほとんど。私の任地も。今年の私は結局昨年同様4日間とも任地で過ごすことに。

初日はステイ先の長女パティのお家で旦那さん方の親族も集まってのカルナバルお祝い。豚肉を料理して、おいしいお昼ごはんのごちそう。

「Frittada」(フリッターダ)という豚肉の料理。味は日本人向け、少し生姜焼きに近い味もします。

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家族でのお祭り。家で騒ぐ。

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私はこの日騒ぎすぎたので2日目は家でゆっくりしました。

そしてカルナバル3日目にはステイ先次女クマの義理のお母さんたちが持っている田舎のおうちでお昼ごはんをみんなで作ってのんびり。

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そして最終日、任地のカルナバルに参戦というかんじでした。最終日、任地には有名なアーティストが来る野外ライブがあり、昨年以上の人の多さ。私たちは回避しましたが、あとから来た他の家族たちは、カルナバル会場に着く手前から車が渋滞していて家から車でふつうなら15分の会場に着くまで、この渋滞に巻き込まれた人たちは途中で車を降りて2時間かけて到着したとか。

もちろん私はカメラやケータイは置いて行ったので、今年も市役所のHPからの写真で少しでもイメージが伝われば。

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前のほうは人でひしめき合っていますが、少しうしろのほうに行けば、みんな来ている人たちのグループで輪になって、踊ったり、水を掛け合ったりしています。

まぁ予想通りのずぶ濡れ、泥まみれでしたが、これも予想通りのたのしさ。私も知り合いに会うと遠慮なく水をバシャバシャ掛けられたり、はんと今年は泥に突き落とされたりしたけど、それでもやっぱりエクアドルのカルナバルは私は良いと思います。「無礼講」という言葉がふさわしい行事。

他の街では水以外にも、小麦粉や卵も掛け合うようだけど、私の任地では暖かい気候も合わさって、水が一番多いです。エコ。

この日の帰りはみんな帰り道にステイ先の家族やその友達に会い、お迎えが来るまで甥っ子のひとりにあたるフアン・ディエゴと寒い中肩を組んで待ったのも良い思い出。

そしてお祭り後私たちを待っているのがお掃除。カルナバル後は予想どおりの惨状でした。1日では終わらず、2日かかってしまった。私も筋肉痛に耐えながらの清掃。川辺なので、日本の潮干狩りのように掘り起こさないとごみが収集できないのが難点。めちゃくちゃ疲れる。

着いたとき。まさに惨状過ぎて、たたずむしかなかった。

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1日半、みんなでがんばってなんとかここまできれいに。

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カルナバルのあとはもうしょうがないです。年に一度何もかも忘れてみんなでたのしんでベロベロに酔っぱらう、まさにパーリーピーポーになる。そんな中、きれいにして帰ってねと言う方がむずかしい。日本でもハロウィンのあとはごみで渋谷は汚いらしいし。汚すだけ汚してもいいけど、そのあと、どうするかをみんなでもっと考えていってほしいと思います。きれいにする仕事は市役所の廃棄物管理課の仕事だけではなくて、みんなの責任でもある。ハロウィン後の日本は、すぐにごみを拾い出す人が出てくれるけど、ここではみんな知らんぷり。ニュースにもなりません。ケチな同僚2人は掃除しながらも、お金が落ちていないか探すのに必死でした。

結局このカルナバル後の掃除の話も、もっと前から計画が必要です。はじめオルランドに確認したら、この大掃除を管轄するのは市役所の企画部の仕事だと言われたので(いつもの掃除関連はうちの部署だけど、カルナバルという大きな行事だから?カルナバル自体を企画する他の部署の仕事ということになっている?ここも意味不明。たぶん仕事の押し付け合いな気がします。)、直接企画部に確認しに行ったら、「???ちょっと今確認するね」と、市長調整局みたいな部に確認することになって、私が「確認よろしく」と終えた後、少し出かけて戻ったら、結局オルランドが部署で私に「カルナバル翌日はみんなで大掃除だから」と言ってきた件。おそらく市長調整局の担当者から改めてうちの部署=オルランドに掃除をお願いという連絡が来たのでしょう。私がそもそもオルランドに質問さえしていなかったらこの確認の流れさえなかったのでは…と少し怖くなります。なんでそのままにしておくのかということを平気でそのままにする。そのままにしておくことで結局自分たちが困りそうなことも平気でそのままにしておくからびっくりします。結局こんな調子でカルナバル前々日に掃除が決まり、他の部署からの応援もほぼない中、迎えた大掃除でした。途中から他の部署から少し応援をもらって、みんなでがんばりました。

3月8日は「el día de la mujer」。世界的な「女性の日」です。

去年はじめてのお祝いに続き、私にとっては今年2回目。エクアドル人にとってはふつうのこと。1年目は全てが新鮮だったので、こんな風にお祝いされるのもありだな、と思っていたけど、やはり27年間祝ってこなかったお祝いがすべて自分に適用するわけではないらしく、今となってはこれはこれですてきな習慣だとは思うけど、私にとっては馴染まない行事のようです。なんで女性だけが祝われるのかわからない気もする。これはあくまでも私だけの見解ですが。

市役所でのお祝い。ほんとにこういう大好きだね、エクアドル人。

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最前列にいるのは、この前ヤンササのお祭りで選ばれたレイナ(ミス)たちです。

彼女たちが最後にお花をみんなに渡してくれました。

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景品大会があって、当たりたくないと思っていたら、当たった…。まさか。一応頂きました。そして今年のミスヤンササに渡してもらいました。同僚が撮ってくれた写真。

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夜はステイ先のお姉ちゃんとそのお友達とbaile(踊り)に出かけて、彼女たちとたのしみました。

あ、そうそう、それから任地でピアノの先生始めました。たまたま私がある場所でピアノを弾いていたのを知り合いが見ていて、彼の娘に教えてほしいとのことで承諾。少しでも何か彼女に残れば、ピアノの楽しさをもっと感じてもらえたらいいなぁと思いながらやっていきます。

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今日は「3月11日」。東北の震災から8年が経ちました。

今日は学校で残りのクラスがあったのですが、最後少し時間が余ったので、ちょうど前に作っていたパワポを使って、東日本大震災の紹介もしました。f:id:reikomiyahara:20190312063356j:plain

ということでカルナバルが終わり、あとは任地でゆっくり過ごしながら、残っている活動を進められるだけ進められたらいいなぁ、というかんじの残り4か月になりそうです。もちろん合間を縫って、いろいろ国内も回れたらと思います。

来週はいよいよ同期のお見送り。「うん?同期なのにお見送り?」と思うかもしれませんが、そうです、同期のお見送り。

私たち2017年度1次隊は私を含めて9人。そのうち現職参加という制度を利用している隊員が5人。エクアドルの同期の現職参加隊員はみんな先生です。幼稚園から小学校、中学校、特別支援学校などさまざまな先生たち。働いていた場所も日本の北は北海道から九州までさまざま。彼らは帰国後、元のそれぞれの職場に戻って、日本の学校の新年度にあわせてお仕事が再開することになります。しかも約2年のエクアドルでの働き方から、日本の先生という元の激務に1週間もせずに戻ります。時差ボケとか言ってられないです。そんな5人の同期隊員現職組が無事に1年9か月のエクアドル生活を終えようとしています。彼らのお見送りをしに行くのに合わせて、少し他のまた知らないところを見て、帰ってくる予定です。

ということで次回はそんな同期の最終報告の様子や、その際に訪れたところについて書きます。

今日の任地。

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