ひさしぶりのJapón

さて、だいぶ間があいてしまいましたが、無事に7月5日に日本に到着し、今は日本の生活をゆっくり楽しんでいます。エクアドル出国から日本到着までと、その後についてを忘れないように書いておこうと思います。

(このブログは閉鎖はせずに何かのタイミングで更新できるようには取っておこうと思っています。)

キトで行っておきたかった場所のひとつ、ロープウェイ(Teleferico)からの市街の眺め。これがエクアドルの首都です。このまっすぐ向こうはシエラ地域、山の地域。左側にずーっと進むとアマゾン地域、右側の方向に山を越えていくと最終的にはコスタという海沿いの暑い地域へ。

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出発直前、キトではエクアドル外務省と日本大使館への表敬を最後に、すべての公務を終えました。

表敬直前。なぜかスイスの国旗もあった。

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JICAエクアドル事務所の現地人スタッフ。彼がフアンカルロス。彼の人間性には最後まで救われていたし、とても楽しい素敵な人柄だったな~。環境分野の専門ということもあり、事務所内では日本人よりエコに厳しい誇り高き人物。お世話になりました。ありがとう!

最後に少し景色がいいレストランでごはん。

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最終日は買い残したおみやげを買いに行き、ギリギリまで荷造り、そして出発時間に合わせて集まってくれた後輩隊員たちとごはんを食べて無事に連絡所でさよならをして、空港へ。

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最後に隊員連絡所の前で。素晴らしい隊員仲間でした。みんなのこと尊敬してます。大好き。

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連絡所の警備をしてくれていたコネホさんと。彼もまたとても親切で毎回長旅をしてキトまで出てきた私にとって彼との挨拶は安堵そのものでした。

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キトの空港で搭乗直前。

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予定していたフライトは1時間ほど遅れましたが無事に7月4日になってすぐの1時頃に搭乗が始まり、アメリカのヒューストンを経由して成田空港に7月5日の15時頃に到着しました。到着してすぐは一緒に帰ってきた同期と成田空港でラーメンを。この瞬間を何回夢見たことか。

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成田到着~!!長旅で疲れているけど心なしかみんな安堵の表情。私達エクアドル隊員は先に帰国を迎えた先生たち5人がいますが、でも今回残りのメンバー全員4人でしっかりと無事に日本の地を踏めたことはありがたい限りです。

エクアドルでお世話になった人々、成長させてくれた人、ものすべてに感謝します。

2年間ありがとうございました。

お世話になった公用旅券と帰国便チケット。

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帰国後はたまたま帰国日が近かったネパール組とJICAで研修、帰国時健康診断を受け、それぞれ解散となりました。

 エクアドルでお世話になった方々と日本で無事の再会。時差ボケでぼーっとしていた時期。

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私は一時帰国していたし、日本にすぐ馴染むだろうと思っていましたが、良い意味でも悪い意味でもやはり違和感を感じることもとても多かったです。これが逆カルチャーショックなのか、よくはわかりませんが、書いておきます。

・ごはんは何を食べてもおいしい。どんなレストランに入っても全部おいしい、日本のお米はおいしすぎる。

・どこも店員さん、サービス業に従事する人のサービス精神もすごい。

・公衆トイレが無料。すばらしい。しかもきれい。(エクアドルは1回15円くらいかかります。もちろん日本のような清潔なトイレではありません。)

・トイレットペーパーが流せる奇跡。

・街が静か。(これは意外でした。なんだかんだエクアドルではどこも音楽がかかって、車の騒音やクラクション、人の話し声も大きいので、そういう街がガヤガヤしていることに慣れていた、ということなのかもしれません。)

・電車の車内アナウンスで、遅延していることを謝る。(遅延している表示が出ることにも驚きですが、遅延していることを謝罪する、ということに驚いてしまいました。正直毎日遅延するくらいきつきつの時刻ダイヤは本当に必要なのか、とも感じます。もちろん便利なのはすばらしいことですが、数時間おきのバス移動に慣れた私には10分置きでも便利すぎるくらい便利です。でもこれもそのうちなんとも感じなくなってしまうのでしょうか。)

・みんな肌が白い。

・外国人の方が驚くほど増えた印象。(店員さん、タクシーの運転手さん、働く人が増えているかんじ。驚き。しかも外国で外国語である日本語を使って接客業なんてすごすぎる。)

・車が止まってくれる。(エクアドルでは絶対止まりません。轢かれるだけ。ブラジルでは止まってくれるため、任国外旅行で訪れたエクアドル隊員たちはみんな驚いていました。)

・人が多い。

・人と歩くときの方向に慣れない。(日本は自然と左側通行になることが多いと思いますが、エクアドルでは逆だったので、私はこの流れがなかなか慣れず、エクアドルでやっと慣れてきたと思ったら、今度は日本で馴染まなくなってしまった。)

・日本は「他人」との線引きが本当にハッキリしている。(エクアドルでは隣に座ったらすぐ話すし、すぐ「アミーゴ、アミーゴ(友達)」と人のことを呼ぶ。距離が近いなと思うこともあるけど、やはり隣に座った人とか近くなった人とすぐ仲良くなれるのはとても素敵なことだと思うし、楽しいです。まぁそうやってすぐ人といろいろ話して距離を縮めるので簡単には人を信頼できないという点もあるのですが、そこの人との距離感は日本とは正反対だと思います。)

・この前母とお出かけをして、母が落としたブレスレットが、その後なんと遺失物センターに届けられ、戻ってきました。日本ってすごい。

 

まぁこんなところでしょうか。また何かに気づいて、記録しておきたいことだったら書いていきます。

そんなこんなで今年の夏は少しゆっくりして、協力隊の同期や、会いたい人と会い、今後に向けて模索します。何事も後悔しないように。

大好きなエクアド仲間。無事の帰国を待ってるよ。

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ではまた~。