初授業

活動のことをやっと少し書ける回がきました。

今週4月4日にはじめて学校で授業をさせてもらう機会を得て、今週と来週は学校で同僚と活動しています。市の教育委員会のようなところに申請を出してから、3ヵ月ほど待ち、やっと。長かった~。

本当は同じ学校、同じこどもたちに何回もいろいろな内容で継続的に行うことが一番必要で、理想的なのですが、配属先や今回仲介してもらった教育委員会ができることの中では現状それは不可能とのことなのでそれぞれの学校に1回1回の単発で行うことに。街の中心にある小中学校いくつかを1日ずつまわるというかんじ。継続的に行ける学校の模索をこのあとは個人的に行っていかないといけないと考えていますが、今後どうなるかはまだわかりません。けど学校での活動はなんらかの形で続けていかなくてはいけません。

それでも今回学校の授業時間を使って、こどもたちと接することができたのはすごく貴重な経験でした。

今週回ったのは、3校。

「General Rumiñahui(ヘネラル ルミニャウイ)」

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踊り・文化×体育のような時間?先生をしているのは市役所に出入りする音楽家のような人。

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次が「JuanXXIII(フアン23)」

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3つ目が「Paulina Solís(パウリナ ソリス)」f:id:reikomiyahara:20180407045719j:plain

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学校名はキリスト教の重要人物の名前だったり、スペインがやってくる前のエクアドルにいたインディヘナの有名な歴史上の人物名だったりするようです。

エクアドルのこどもたちは本当に素直で無邪気。笑いかけるとみんな笑い返してくれます。知っている人、知らない人関係なく、通りすがりにあいさつをするという習慣は本当にすごい、素敵だなぁと思います。なのでこどもたちはみんな集会所に入ってくるときに一言あいさつして入って来たり、近くに来たらまたさらにフランクに「やぁ。」って微笑んでくれたりもします。この前私を訪ねてくれた事務所の担当調整員の方も、そのタクシーの運転手さんも「知らない私達にもこどもたちが道であいさつをしてくれるのには感動したよ。」と私に言ってくれました。

授業開始初日。朝、6時半頃、まだ寝てると、窓の外から私を呼ぶ声がして、驚いて目を覚まし、外に出るとカウンターパートのマヌエル。これから別の仕事で少し遠くの地域に行かないといけなくなったからと、今日は一緒に学校には同行できないかも…、代わりに同僚のエドウィンが行くからという内容と、私にプロジェクター用のパソコンを託すために来てくれました。

結局その別の用事は流れた(こういうことはほんとに多い)とかで、学校でのプロジェクター設置などは手伝ってくれましたが、そのまま最終処分場へ行ってしまったので、授業は同僚のエドウィンと2人で行いました。はじめは日本はどこにあるかとか、日本語の挨拶とか日本の季節、お寿司のことなども紹介。もちろんそのあとに環境やリサイクルの話を少し。途中でバトンタッチして、エドウィンが分別のことをさらに詳しく熱弁という流れ。特に小さなこどもたちへの彼の話し方はとてもわかりやすいので彼の喋り方も真似したい。

校庭を歩くと、挨拶してくれたり、さっきの続き!みたいなかんじで、「これは日本語で何て言うの?」とか話に来てくれたりもしました。たぶん前に学校を案内してもらったときに日本語のことを話した子たちか、ある子が「中国人がいる!」と言うと、他の子が「違うよ、日本人だって!」と言ってくれている声が聞こえてきたりもしました。もう中国人と言われまくることに慣れたので、私を日本人と判別してくれるのは素直にとってもうれしいです。

活動はまだまだ始まり。でも早いもので、配属されて8ヵ月が経とうとしています。もっともっといろいろな視点からの活動を模索していかないといけないです。残り1年4ヵ月。スペイン語もがんばらなくては。

そして、3月末の1週間は任国外旅行に行っていました。年間に数日、隊員は任国外旅行という日数にあてて、お休みをもらうことができます。はじめての任国外旅行先はボリビア。もちろんエクアドルにいるので、移動時間もお金も日本から行くより格段に少なくて済む。この機会に行っておかないと!と同期隊員何人かで計画し、エクアドルエクアドル着のはじめての国外旅行。そして訓練所が一緒だったボリビアの同期隊員にも約10ヵ月ぶりくらいに会うこともできました。

エクアドルボリビア間は直行便がないので、行きはキトからの便でペルーのリマ&クスコ経由、帰りはコロンビアのボゴタ経由でグアヤキルに到着する便で帰ってきました。旅行中は良い意味でスペイン語の復習のつもりでだいたいこれまで使った言い回しで乗り越えられたけど、やはり任地に帰ってくると途端に「まわりの人たちの会話わからん。」ってなります。スペイン語もまたがんばろうと思えて、リフレッシュできたし、やっぱりなんだかんだ任地を離れると、任地の雰囲気が恋しくなるものです。

土日を入れて9日間の旅行は内容がとても濃厚で、書きたいことがたくさんあるので、また次回以降に旅行の様子は詳しく書きます。

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ボリビアのお土産屋さんにいた人形。うしろにはお金がたくさん飾ってあります。日本円もありました。