11月の終わり

日本は本格的に寒いですか?ヤンササは昼間は日差しが強く暑くて、でも風が吹くと少し涼しい、雨が降ると肌寒いといういつもとあまり変わらない気候です。

気づくともう明日から12月。エクアドルもクリスマスモードです。キリストの誕生日ということで、お祝いに向けた準備モードが高まっています。またクリスマスの様子はその時にでも。

最近は自分の部署以外だけではなく、少しずつ知り合いが増えてきました。というよりは、これまでもみんなと挨拶はしていたけど、単に私に余裕がなかっただけで、でも最近は同じ状況でも私自身が、それなりにみんなとの挨拶や世間話をたのしめていると言ったほうがいいのかもしれません。もちろんすべて理解できるようになった訳でもなく、私がスラスラ話せるようになった訳でもないのですが、ある意味伝わらなかったらそれはそれでいいかというかんじで、できるだけ知ってる単語を返したり、わからなかったらわからないと伝えまくるか、笑うか、それで向こうがあきらめたらそれはそれでしょうがないというかんじでゆるく構えています。市役所の脇には、うちの部署の倉庫があって、そこには市民がごみ箱を買いに来たときのためのごみ箱が少し置いてあったり(全部の在庫は最終処分場に置いてあるので、ここになくなったら、都度処分場に取りに行って、またいくつか持ってきて・・・という少し原始的なやり方をしています)、他にもよく使う資材が置いてあります。最近わたしはここで自分用のコンポストを作っています。コンポストとは、生ごみを堆肥化することで、生ごみを再利用するというもの。私の要請にも、このコンポストの普及が入っていて、みんなお庭や畑で花や野菜、果物を育てているから、堆肥にできるよって話すと興味を持ってくれる人が多いです。前任者も行っていたこのコンポストの講習会を私も何回か開催できるようにしなきゃな~とも思っています。その時のためにも今時間はたくさんあるので、一度自分で作ってみようかなと、前任者が残してくれたsemillaを使って一人作業していました。semillaとはすでに一度コンポストによって作成された堆肥。最終処分場には市のコンポスト場があって、市全体から回収された生ごみ(もちろん分別が完全にされていないので選別作業もある)を堆肥化しています。ただ前は稼働していたけど、着任時からは機械の不調で止まっていました。でも最近また再稼働中。以前の稼働時に作成された堆肥がsemillaで、すでにこの土には発酵菌が住んでいるので、ここに生ごみを毎日入れ続ければまた活性化されていくというもの。ステイ先の生ごみをもらいつつ、お試しで作業していました。生ごみを小さく切る作業を倉庫のところで一人でしていると、けっこう他の部署の人が通り、話しかけてくれたりして、それで顔見知りになったりもできます。今週はそのうちの一人から家で作ったという砂糖の黒蜜(miel de caña)をもらいました。その後、エクアドルでの食べ方「miel con queso」(黒蜜+チーズ)にして部署でみんなで食べたり。

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ごみ収集で寄った学校に、知り合いの子どもがいて、話しかけてくれたり。

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ちなみにきのうは雨の中の収集でした。
帰りがけに子どもたちにいきなり呼び止められて少し話したり、日本語書いたり。呼びかけてくれた子は、お父さんが中国人でお母さんがエクアドル人のハーフの子。前に私を中国人だと思って、「ニーハオ」と言われたけど「日本人だよ!」と返したことで、印象に残ったらしく、今回いろいろ話してきてくれました。

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話は変わって、きのうは朝からごみ収集について行って、学校の回収に寄り、そこで電動車いすに乗った子が前を通りかかりました。その子を見て、運転手のLuisにアメリカの援助で寄付された車いすだと話し、人々は貧しいのに、日本は何も援助しないの?と言われました。厳密に言ったら、JICAボランティアだってその一つだし(ただ私が今まだ目に見える活動をしていないから彼にはそう見えてないというだけ)、ハード面で言ってもエクアドル国内でも多くの都市の公共関連施設で日本の援助は入っています。任地にも日本の大使館の援助で建設された橋がある。でもそう言われて、「日本もたくさん援助してるよ!」なんてまだ何もしてない私が言い返すのもなんか感じ悪いのかなぁとか日本人感覚で思ってしまって、咄嗟のことでうまく言葉を返せませんでした。今思えばもう少し主張しても良かったのかな・・・とか少し悔しい思いがありつつも、でも、彼が言っているのは目に見える分かりやすいお金の援助であって、そうではない活動や技術協力も国際協力にはあって、ここで人間関係をコツコツ築くこともボランティアだからできることの一つです。だから私はここにいるということをなんとなく思ったんだけど、それを今ここで説明してわかってもらうのはきっと難しいし、彼もそういう話を聞きたい訳ではないだろうし、私が空回りして疲れるだけかと思い、聞くだけ聞いて会話を終えました。お金の援助もそれ以外の協力もどちらにしても色々な側面があってとっても難しい、と改めて感じました。ここの人は基本すべて深い意味で発言することがあまりなく、しかも自分が言ったこともすぐ忘れるので、向こうも悪気があってということではないのはわかるし、きっともう忘れてるから、気にしなくていいとわかりつつも、いろいろ考えて、私は少し不完全燃焼な時間でした。

そしてそして、今回自分用のチャレコを作りました。チャレコとはスペイン語で「ベスト、丈の短めのコート」という意味で、職場で着る作業着です。

市役所の制服には3種類あって、各部署の秘書である女性職員たちは彼女たちの制服(市役所のシャツとスカート、ワンピースバージョンもあります)をたまに着ています。特に毎週月曜日はフォーマルの日らしく、みんな何種類かあるうちの一つの制服を着てきます。

それ以外の職員の人たちは、みな男性ですが、市役所のマークが左胸に入ったポロシャツにジーンズやチノパンというスタイルが一般的。このポロシャツも紺・茶色・水色といった種類があり、みんなそれぞれ日替わりで着てきます。もちろんこれ以外の普通のTシャツでも全然OK。この上にチャレコを羽織る人もいます。

これまでも外に出るときは一応私の分と用意してくれたチャレコがあったので、それを着ていましたが、たくさんの人が着たんだろうなという年期が入ったもので、サイズも合ってなくて、分厚くて重くて汚かったのですが、たまたま他のチャレコにする?みたいな話になって、自分のものを作る流れに。サイズも選べたし、たまたま薄手のものを入手することができました。他の部署での手続きを終え、私の場合、市役所のマークは自分で入れてとのことで、そのお店を教えてもらって、勤務後向かいました。歩いていると、ごみ収集中の同僚に会ったり、昼間話した人に会って、そのおかげでお店の場所を教えてもらえました。お店に無事着き、刺繍を注文。2ドル。そしてこの前取りに行き、無事手元に。これを着ていれば街を歩いてても旅行者ではないと少しはわかりやすくなりました。

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同僚のエニが週末ロハに帰省中、お祭りで書いたよ!と写真を送ってくれました。ロハの道に私の名前が。ありがとう~!gracias,Enith!
 

週末ロハ会

先週末の土日はとなりの県にある大きな街ロハに行ってきました。バスで3時間、任地から一番近い大きな街です。

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ちなみにロハまでのバスは片道4.5ドル。日本でバスで3時間のところに行こうと思うと、4.5ドルでは行けないです。まぁバスの質や通る道が違うので比べられないかもしれないけど。それでもエクアドルはバス代がとても安いです。この前のクエンカのときは片道8時間で12ドルでした。現在ロハにはJICAボランティアが4人住んでいます。シニアボランティアの方が3人、青年ボランティアの方が1人。シニアボランティアの方は1人は組織培養という職種でロハの大学で農業関係の研究をしています。ちなみに2回目の参加とのことで2回とも同じ要請。いまも任期延長中だから通算すると5年くらいこのロハに住んでいるそう。他の2人のシニア隊員の方は看護師隊員の方々。たいていはボランティアが派遣されている各国に健康管理員という方がいてくれるのですが、現在エクアドルは着任待ちの状況なので、医療知識を持った方が近くにいてくれるのは個人的にはとっても心強いです。青年ボランティアは作業療法士の方で、県の施設で障がい者支援の活動を行われています。近くの街から同期の環境隊員も合流して、6人で中華料理を食べて夜のロハの街を見て回りました。日本人に会って、話したいこと思ったことをスラスラ日本語で話して、相手が話していることも言われたその瞬間に100%理解できることってやっぱりすごいです。たのしかった。今回は看護師隊員の方のお家に同期と泊まらせてもらいました。シニア隊員の方は青年のホームステイ形態とは異なり、一人暮らしで、かつ、リッチ。みんなで日本のワイドショーを見ながら乾杯。笑

ロハはちょうどお祭り開催中で、その様子も見れてよかったし、夜はイルミネーションもあって、すごくきれいでした。

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気候帯で言うとアンデス沿いのシエラ地域になります。だから熱帯地域の任地には近く、日中は日差しも強いですが、朝晩はふつうに寒いし、風景も任地の熱帯のかんじとは少し違うし、民族衣装を着たインディヘナの人々も任地より多く見かけます。ロハはエクアドルで第4、5くらいの都市と言われるだけあって、すてきなところでした。ロハからバスで1時間位行ったところにビルカバンバという長寿の街があって、ここは景観もきれいで、欧米からの観光客が多いらしい。そのため、このロハにはビルカバンバに行くための欧米人が多く立ち寄るみたい。ロハの街は芸術の街とも言われていて欧米チックでアートなかんじ。

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f:id:reikomiyahara:20171123091047j:plain街の中心centroの教会(カテドラル)も豪華でとってもきれい。

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ちょうど日曜の朝に大きな路上市場が開催されているということでそれも見に行くことができました。

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豆の種類が豊富です。

 

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バナナの種類も豊富です。緑のは甘くないバナナplatano verde。バナナチップのように揚げて塩をまぶしておかずとして食べる。

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手前の豆腐ようなものはエクアドルのチーズ。
近くにはcentro comercialという市が運営する市場が2か所も。

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1つの市場の屋外には建物付きでごみ捨て場が整備されていて、ちゃんと分別して捨てることができるようになっています。

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うん、きれい。

ビニール袋も再利用して作られた所定のビニールを使った袋を各店が導入しなくてはいけない条例も施行されているらしく、何店舗かその袋をちゃんと使っているお店も実際にありました。街にある電光掲示板にも3R のことが流れていたりと、環境的にも先進都市です。

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お祭りの一角で日本語を発見。アジア料理を出していました。同期と記念撮影。

 

今週は課内では市場のコンテナに家庭ごみを捨てる人たちへの罰金の警告とその徴収に向けて、同僚が動いています。私はどちらかと言うと分別や捨て方の啓発のほうが大切だと感じたのと、罰金のことにはあまり直接的に関わらなくていいかなと勝手に思ったので、特に何も言われないし、制度があることとそういう実態があることを心にとめるというところにとどめておきます。役に立つかわからないけど分別や3Rの説明のための資料を作ったり、市役所に分別ボックスを置くという計画も少しずつだけど進みつつあります。ごみ箱の購入申請や発注など。でも、購入申請のための市役所内の流れも発注するために近くの業者とのやりとりの仕方も説明されても難しいスペイン語出てくるし、進め方も日本とは違うので想像もできなくてちんぷんかんぷん。それで、いきなり「業者にはもう行ったの?」とか聞かれて少しむかついたので、今の私のスペイン語では業者と直接やりとりするのは無理だから、一緒に行ってほしいとお願いしたり。他にもステイ先以外では日々むかつくことの方が多いです。文房具の借り方一つにしても全然ちがうし、すべて気分で動いているんじゃないかと思うほどみんなの行動は読めません。人使い・物使いが荒いなぁって感じることも多い。ちょっとグチっぽくなってしまったけど、それでも嫌なことばかりではなく、きのうは斜め前の部署の秘書の女性が私のあいさつが感じが良いと褒めてくれました。すごくうれしかったです。となりの部署の人と少し話す時間が楽しかったり。そんなかんじでエクアドルでも嫌なことむかつくことたのしいことうれしいことが入り混じった日々を過ごすことができています。まだまだむかつくことの方が多いけど。

街はだんだんとクリスマスモードです。市役所の各部署にはそれぞれツリーやリースが飾られ始めました。うちの部署にもなにか飾りたいけど、自費になりそうなので少し迷い中。

衝撃の展開

11月14日付で、カウンターパートのオルランドが異動になりました。「え、何この展開…」というかんじです。まぁ背景にはこれまでの部署内でのゴタゴタがあって、詳しくはわからないし、知る必要もないけど、他の2人の同僚がなんらかの意見を市長宛に出したことが原因の一つだと思われます。

特に新しい上司がくるということではなく、単にオルランドがマイナスになるだけというかんじなので、残るのはマヌエルと秘書のエニ、それとこの前から加わったエドウィン。秘書(secretaria)とは各部署に1人は居る立ち位置の人で、あくまでも庶務的な仕事をする人です。いろいろ教えてくれるので彼女と接することで楽しいことも多いですが、深く部署の仕事に入り込むことはせず、あくまでもプライベート重視ですが、市役所勤務も長いので、たくさん意見は出しています。そして新たなカウンターパートはマヌエルになるとのこと。彼が廃棄物管理課の新たな上司に昇格。着任当時はまさか彼が上司になるなんて120%思ってもいませんでした。彼とはこれまでも一緒に家々を回ったりしたけど、ほんとにラテン人というかんじで、陽気なのはたのしいけど、かなり適当なかんじでした。でもここ数日オルランドからの引継ぎの様子とか、会議を開く様子や日々の仕事風景を見ていると、ちょっと使命感を持って張り切っているのが伝わってきます。昇格初日には髪の毛を切ってきて、今週はずっと毎日のやることリスト作って、これまでやらなければならなかったこと、みんなの不満が溜まっていたことに日々着手している様子です。マヌエルは陽気なだけあって、性格的にはよく話す人。だからみんなともよく話しているし、そういう点ではこれまでにない良い雰囲気を作るのかもしれません。エドウィンと新しい回収頻度について話したりもしている様子。それにこれまでの立ち位置的には市民の不満の声の一番の窓口になっていた人だから、実態をわかっている人だと思います。オルランドと秘書のエニは隣町のロハというまぁまぁ大きい街が本拠地なので、土日はヤンササを不在にしてロハに帰ります。でもその点マヌエルはずっとヤンササ住みなので、土日の街の様子を見ることができる・知っているという点も良いんじゃないかな~と勝手ながら私は思います。まぁでも適当な部分もあるので、私も振り回されないようにしたいものです。でも振り回されないようになんて理想論で、マヌエル含め、周囲のみんなと対等に付き合えるようになるのはいつになることやら…というかんじもしていますが。継続の2代目隊員であるボランティア(=今の私)を呼んだ人(=オルランド)が不在になり、私のこれからはどうなるのだろう…とか思ったり。活動という活動はできるのかな。もともとカウンターパートに頼るつもりもなかったけど、スペイン語もいまだ上達の兆しなく、どうやって今後の自分の活動を探っていくべきか、目の前は明るくなさそうと少し暗い近況報告になってしまいましたが、体は元気なので、健康に過ごせることとスペイン語を頑張ることを一番の目標にして気楽に過ごしたいなとも思います。この1週間は、前の記事に書いたFeria Liebreという青空市場にあるコンテナのごみの取り締まりが部署では大きなテーマ。ここに家庭でのごみや仕事場で出たごみを捨てる人が多くてすぐ一杯になってしまうのをどうにか減らしたいという取り組み。きのうはマヌエルとエドウィンと3人で夜19時~21時までどのくらいの人が捨てに来るのか調査。今日の午前中も警察官にも同行してもらって調査。これも私はついて行っているだけですが、思った以上にみんな捨てに来ました。でも、「ダメダメ~!ここは勝手に捨ててはいけない、回収車の回収に出してね。捨ててるところを撮られたら罰金があるよ」って説明すると、ちょっと不満そうにする人もいたけど、引き下がってくれます。ちなみに中心部から車で10分ほど行ったところに市の最終処分場である埋立地があるんだけど、ここに直接持って行くのはいいらしい。やっぱりいかにルールを守ってごみを捨てるかということをもっとみんなに知ってもらう必要があるけど難しい。そのためには1人1人への説明も大切です。でも親子で捨てに来る様子を見ると、習慣づいた大人ではなく、学校で子供向けに…とかコミュニティとかそういう場所での活動も必要だなと感じます。市役所内に分別を入れる活動がある程度落ち着いたら、はやくそういう場所に行けるようにマヌエルに交渉しなきゃな~と思っています。でもこういうのは思っていてもできないことの方が多そうなので、期待はせずに、でも私の考えも伝えなきゃなと思います。そんなこんなで、環境がまた少し変わった1週間でしたが、この週末はオルランドやエニが住む隣町のロハに遊びに行ってきます。ロハには現在協力隊員が3人。2人はシニア隊員の方、1人は青年隊員で1年ほど先輩の方。ロハの向こうの隣町カタマヨから同期隊員も集合してエクアドル南部の会・通称ロハ会。移動でしか通り過ぎたことがなかったので、どんなところか楽しみ。ヤンササからバスで3時間。気分転換して、また来週に備えます。

あ、エクアドル時間で今日17日午前中にグアヤキルでM6.2の地震があったようですが、任地は特に影響ありませんでした。

 写真は今日の午前中の様子。途中でココナッツジュース売りのお兄さんが通りかかって、みんなで飲むところ。

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お買い物事情

今回は任地のお買い物事情について。

まずスーパーマーケットから。エクアドル(たぶん他の南米諸国にも進出)にはtia(ティア)というスーパーがあります。わたしの任地にもあるので、多くの市にはありそう。ただ任地のtiaはそんなに大きくないけど、大きい街に行けば行くほど規模が大きくなります。大きな会社だと思われ、テレビを見ててもたくさんCMが流れてます。食品から生活雑貨までここにきたら最低限揃うし、一番ハイカラなものが買えるという場所。ステイ先の子どももここに来るのが大好き。

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ちなみに他の大きな街には、tiaとは別にさらに大きなショッピングセンターやモールもあります。食品に関しては、このtiaの斜め前にcentro comercialと呼ばれる市場があって、たくさんの出店の中から、野菜、果物、穀物、海鮮、精肉が買えて、2階はcomedorと言って大衆食堂になっています。

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エクアドルの市場ではたいてい1階が商店、2階が食堂っていう形が多い。ちなみにこの市場の一つの野菜屋さんで以前ごみ収集の仕事をしていた同僚が毎週日曜日に働いています。たまに日曜日に行くと彼に会える。初回はわたしが気付かず通り過ぎようとすると、口笛で呼び止めてくれました。少し話は逸れますが、こっちの人たちはこの口笛の使い方が上手です。優しい口笛ではなく、日本だと拍手喝さいするときにたまに聞く鋭い音のやつ。自分の子どもを遠くで呼ぶとき、知り合いを呼び止めるとき、職場だと、ごみ収集車のうしろで収集車をコントロールするときなどなど…大事な場面でも使うほど、挙げだしたらキリがない位すべてこの鋭い音の口笛を使っていろんなことをこなしていきます。

 話を戻して、食品だとスーパーと市場以外には各商店、文房具だと文房具屋さん、工具屋さん、金物屋さん、鍵屋さん、薬局、洋服屋さんや靴屋さん(たぶん中国の会社が卸してる)などなど、それぞれに特化したお店で買うのが一般的。

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市場に関しては、毎週日曜にFeria Liebreと言って、街の広場で大きな青空市場が開催されています。ここはまだちゃんと訪れたことがないので、今度見に行こうと思います。ここにはごみを捨てるための大きなコンテナがあって、日曜夜はごみで溢れかえっているし、周りの道路も果物の皮とか市場で出たいろいろなごみ(主には生ごみ)が散乱しまくって、前に日曜夜に収集車に乗って見たときは、とてもカオスな状況でした。ここのコンテナに家庭で出たごみを捨てるのもほんとは禁止なんだけど、けっこう捨ててしまっている人が多いようで、家を回ったときにコンテナに捨ててるよって言う人が思った以上にいました。

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これがそのときの様子。あまり見えないけど、ごみでコンテナが溢れています。

月曜朝の青空市場の広場まわり。掃除してくれているのは部署のbarridoと呼ばれる街の中の回収担当の同僚たち。

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週明けの昼間も回収。


あとは、おもしろいのは、インターネット屋さんとテレビゲーム屋さんもあります。スマートフォンを持っている人は思ったより多いですが(だから任地では自分のスマートフォンを出しても注意していればそこまで危険ではないです。首都や他の大きな慣れない街では絶対出しません)、パソコンを持ってる人はまだ少ないのか、パソコンを使いたい人向けにインターネットを使えるお店。普段私も家と職場以外ではwifiがないためインターネットが使えないのですが、キト滞在中に同期隊員とキト市郊外に出かけて、目的地をどうしてもインターネットで調べたかったとき、他の街でこのインターネット屋さんに入ってパソコンを使いました。何分いくらみたいなかんじで、値段は全然高くないです。テレビゲーム屋さんは規模は小さいけど、日本で言うゲーセンみたいなかんじかな。前を通ると、学校帰りの子どもたちや若い男の子たちが寄ってるイメージ。

 

もちろん日本のような品質のものを求められない&首都にある大きなショッピングモールの品揃えとは比べ物にならないけれど、任地でも生活に必要なものはそれぞれのお店で揃えることができます。

写真は今回の内容には関係ないけど、前回紹介したクエンカ祭りでの様子をもう少し。

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祝日~クエンカ祭り

少し間が空いてしまいましが、この前の祝日後半の話。11月3日から4日間クエンカに行ってきました。そこではクエンカの独立記念日にあわせて行われる大きなお祭りがあって、そこの一角にJICAで日本人ブースを出展するということでそのお手伝い。日本人ブースは忙しい中でもクエンカの先輩隊員とシニア隊員の方がコツコツと毎日準備してくれたおかげで大盛況でした。

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来年エクアドルと日本は外交関係100周年を迎えます。それを宣伝する大使館の看板。

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ここがJICAのブース。ブースの内容は①折り紙教室(無料)、②みんなの名前を習字で書く(1人25¢)、③浴衣着付け&写真(1人1ドル)です。となりは日本大使館のブースで、きれいな手毬とか飾ってました。私は後半2日間に浴衣着付けを担当。着付けはほぼ初だったけど、先輩隊員に教えてもらって最低限はできるようになり、とても貴重な経験ができました。出発前に何かに役立つかなと買ったユニクロの浴衣が大活躍しました。持ってきてよかった。中には「私はオタクです。」なんて日本語で話しかけてきて浴衣を着てくれた女の子も。みんなモデルのように写真を撮ることに夢中で、少し離れたところに行っちゃったり、なかなか自由で疲れたけど、たのしかったです。f:id:reikomiyahara:20171112021836j:plainf:id:reikomiyahara:20171112021754j:plain

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これは環境関連の展示。
クエンカは任地配属前に1ヵ月語学学校で過ごした街ですが、任地に慣れた今、再度訪れると、やはり街は大きくて西洋風でとてもきれい。人々もおしゃれだし、欧米にいる気分になりました。家々も大きくて富裕層も多いです。

任地からクエンカまでは奇跡的に直通バスが1日3本あります。8時間ほどかかるので、行きも帰りも朝一のバスで。途中のロハまでは何度か通ったことのある道だけど、ロハからクエンカまでのアンデス山脈沿いのバス移動は初めてで新鮮でした。

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途中に通ったサラグロという街の学校前。サラグロというのはインディヘナ先住民族の名前です。
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ちょくちょく停まる各街のバス停では長時間移動の人向けに食べ物や飲み物を売る人がいきなり入ってきます。
滞在中はクエンカに住む日本人とエクアドル人の方のご夫妻のお家に同期隊員と2日間お世話になりました。最終日だけは、バスターミナルの近いほうでと、クエンカの先輩隊員のステイ先の部屋が空いているとのことだったので、そちらにお邪魔しましたが、とても優しいご家族でした。

3日夜は全体で懇親会をして、4日夜は環境教育部会と、みんなと話ができる時間もありました。全体の懇親会のあとに泊まらせてもらったご夫婦のお友達の誕生日パーティーがあるとのことで、何人かでサプライズ訪問。その道中とパーティーの最中は終始先輩隊員の語学力に衝撃でした。ほんとにすごい。会話のテンポや間合いの取り方がエクアドル人と同じ。その先輩はちょうど隊次が1年上の方。私もこれからもっとスペイン語がんばらなきゃ~と思って任地に帰ってきました。

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朝7時にクエンカを出て、任地には15時過ぎに到着。途中からバスは学校帰りの子供たちで満員。このサモラ川が見えてくると、周りも緑が生い茂って、任地のオリエンテ感が出てきます。

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ヤンササの中心部が見えてくる。

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バスターミナルへ入るために降りていきます。
がんばらなきゃと自覚していた矢先、今週はなんだか職場でも嫌なことを言われたりして、まだまだ「あぁ私バカにされてるのかな~」って感じることも多い。向こうにそういうつもりはなく、ただ陽気なだけかもしれないけど、こっちの感覚からするとそんな風に感じてしまいます。気にならないときは流せるんだけど、今回は真に受けてすごい悔しかったです。でもまだまだうまく返せる力はなくて、少し気分的には下降気味。そんな中でも、この前は市役所内で募金を募っていた顔見知りの警察官が居て、知り合いだったので少しだけ募金をしたら「ありがとう。」って私がこの前教えた日本語で返してくれました。活動はまだまだ何もできていないし、そんなこんなで最近は日本が恋しいですが、あまり考えすぎずにマイペースにがんばります。

祝日~死者の日

11月2日と3日、エクアドルは祝日です。2日がDía de los Difuntos(死者の日:死者を弔う日)、3日がIndependencia Cuenca(クエンカという街の独立記念日)という国民の祝日。土日がくっついているので、土日休みのお仕事の人は4連休。市役所も土日休みなので、4日間お休みですが、ごみ回収の仕事は通常運営。通常が土曜のみのお休みなので、そのまま考えると2日3日の祝日も回収はあります。祝日3日前くらいから、そういえば祝日は働かなくちゃいけないの?みたいな感じで回収が始まる前、みんな集まる時間に、笑いながら雑談の探り合いをしていました。私は探り合うの遅くない?と1人思いつつも、様子を伺っていました。回収車の運転手の1人Luisはもともと予定があるらしく、出勤できないと最初からカウンターパートに話していて、出勤は断固拒否というかんじだったので、カウンターパートは市役所所属の他の代行の運転手を探す。祝日に働くときは市役所からそれぞれみんなにレターを出すようで、2日前からそのレターを準備、回収担当者に渡していく。でも予定を入れてしまっている人が多く、前日に明日働いてねとレターを渡され、「いや、〇〇するから無理…笑」みたいなかんじで少し困惑ムード。もちろん言われたカウンターパートも困惑ムード。日本だったら、予定を入れる前に確認するし、管理者も前々からアナウンスするだろうけど、ここはエクアドル。言われて嫌々そのレターにサインをするか、どうしても出勤できない人は直談判で断る。そうなったらしょうがないので代行の回収担当者を探す…といった感じで祝日前は少しだけバタバタしていました。

祝日前日、お昼前から夕方にかけて街は断水。お昼ごはんを食べに帰ると水が出ませんでした。そんな中でもお昼ごはんを準備してくれているお母さんには感謝です。市役所のFacebookページで断水の案内が流れたらしく、それを見ながら、同僚は午後の職場で「やっぱり断水だ」「自分の家は出たよ」なんて話していました。水は出なくても、インターネットは使えるっていう光景は見ていてなんだか不思議な気分になりました。仕事は17:00までだけど、この日の午後はなんだかみんなお休みモード、そしてそのまま祝日に突入。前日の夜は隣町のお祭りに家族と。人がたくさん。

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祝日は一般的にはどんなことをして過ごすの?と家族に聞いたら、①コスタ地域の海沿いに遊びに行く、②家族と遠出orゆっくり過ごすというかんじらしいです。2日死者の日は日本でいうお盆みたいなかんじ。家族でお墓参りに行き、そこでミサを行ったりするようです。ちなみにこの死者の日にはmoradaという飲み物(いちごやぶどうその他たくさんの果物を煮詰めて作る飲み物、あたたかいままで飲む)と赤ちゃんの形をしたパンを食べるそうです。

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ステイ先でもmoradaを前日の朝からお母さんが作っていました。お砂糖も入れるので、少し甘めだけど、でもとてもおいしいです。午後はみんなでお墓に。ステイ先の家族の親や兄弟たちが眠るお墓は市内と他の街2か所、全部で3か所回りました。となり街にある州都Zamoraと、少しはずれのGuadalupeという街、それとYantzaza。

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Zamoraのお墓。屋台もたくさん出ていました。

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Guadalupeという街はステイ先のお父さんのパパや兄弟が住んでいたそうで親戚のお家もありました。お母さん方のお墓も。Yantzazaにはお母さんの姉妹のお墓。

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Guadalupeの墓地。夜にはろうそくの灯りでとってもきれい。たくさんの人が訪れていて、賑わっていました。

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エクアドルは兄弟がたくさんで、聞くと3、4人以上がほとんどだし6人7人兄弟もまったく珍しくありません。そんなこともあり、特に任地のような田舎町だと家族や親戚がみんな近くに住んでいるから、みんなが身近で、みんなにとっては当たり前のことなんだと思いますが、日本に比べると家族で過ごす時間がとっっっても多いです。素敵なことです。そんなかんじで昼間に家の前にごみ回収で回ってきた同僚にも挨拶しつつ、家族とお墓参りに行き、祝日1日目を過ごしました。

新しい収集日と新メンバー

最近の活動と職場の様子について。10月にごみ収集日とその時間帯が変わったという話を前に書きました。しかし、新しい回収頻度は全くうまくいっていなくて、変更してからまだ1ヵ月しか経っていないけど、回収担当者からも、市役所内の他の部署からも、市民からもけっこう不満の声が届いています。そもそもこの変更は市役所の予算の関係もあり、カウンターパートがほぼ一人で変えたものっぽい。ちなみにカウンターパートはうちの課の長なのですが、不満の声が届いてもなんか他人ごとというかんじで対応を他の同僚に任せてあまり動いていませんでした。そんなこともあり、うちの課の雰囲気はあまり良くなくて、構図はカウンターパート対他の同僚というかんじ。2人の常勤の同僚は、今の環境に不満があり、他の部署に異動するために市長に異動申請を出すんだってカウンターパートに隠れて自分の環境を変えることばかり考えていて、その愚痴を私に言うという日々がここ最近は続いてました。これまで過ごしてきて、1人1人の様子を観察していましたが、まぁたしかに他の同僚がカウンターパートに対して不満を抱くというのもわからなくはないというのが私の客観的な意見です。前置きすると、私はボランティアとして1人1人と良い関係を築きたいなぁと思っています。それは活動のためでもあるし、一番は私が楽しく過ごしたいからです。他の同僚が異動してしまったらそれはそれでさみしいです。とは思いつつも、だからといって愚痴を言われても、敵対する人間関係の間に入るつもりもないです。これは一応私なりに悩んでボランティア調整員に相談してみた結果と、前任者の報告書にボランティアは客観的に見ることが必要とされていると書いてあり、私は最近この言葉をいつも心にとめて、とりあえずみんなの様子を見ることにしました。それに人間関係のことなんて、日本でだってなかなか難しいのに、言葉がうまく話せない今、うまく双方の間に入るなんてまだできないのでしません。ボランティアはそういう立ち位置ではないと思います。でも、今の回収状況がうまくいってないのは私でも明らかにわかるし、カウンターパートももう少し実際に回収している担当者の意見を受け入れればいいのになぁ、予算面で受け入れられないなら意見を聞くという姿勢だけでも見せて真摯に対応したらいいのになぁと思いながらずっと見てました。回収頻度を変えた結果、日曜日の回収にそのしわ寄せが来ていると毎週月曜朝に、Luisという収集車の運転手である同僚が怒る!というルーティンができています。このLuisは回収頻度の見直しについて一番熱く主張(これまで主張していたけど最近はもうあきらめモードな様子も見受けられる)。彼は元々が不満があるとストレートに熱く強く伝える性格のようですが、収集車のうしろに捕まって走って回収するrecolectorの仕事がとっても大変だということもちゃんと理解してくれている人だし、まだ彼の言っていることすべてを細かく理解はできていませんが、荒々しく敵対心むき出しで話す中でもきっと正論を主張しているんだろうなとなんとなく感じていました。問題の日曜の収集車にまだ乗ったことがなかった私は、前々から日曜の様子も見ないとなぁと思っていたのと夜の回収も見たかったので、この前の日曜日にこっそりLuisとrecolectorにお願いして乗せてもらいました。14:00から始まって、終わったのは21:00。その間トイレと水分補給以外は休憩はなし。しかもこの日は大雨で全身びしょ濡れになりながらの回収。

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一瞬の隙を見て、雨の中水を飲みます。ほんとに大変な仕事です。初めて夜の回収を見たけど、収集車のうしろに夜間用のランプを付けてくれと私が着任してすぐのときにLuisが申請して、最近やっとカウンターパートが動いてランプがきました。でも、それも実用的なものではなく、夜運転しながらLuisは怒ってました。たしかにランプを点けてもうしろの回収状況はほぼ見えなかった。特に大通りから一本中に入るとさらに視界が悪い。回収担当者の手元だけを照らすので、運転手のLuisから担当者の動きを照らすものではなく、危険だし、効率も悪くなりそう。これだって、事前に一緒に夜間の収集を見て、Luisとどういうランプを買うか相談すればもう少し良い結果になったんだろうけど、たぶんそれはしてないんだろうなぁ。f:id:reikomiyahara:20171031145644j:plain

そんな中、1週間前からうちの課に新メンバーがやって来ました。彼はEdwin。彼の話を少し挟むと、26歳既婚者、2人の子どもがいます。上の子は7歳と言っていたから、ラテンアメリカ文化、結婚とは別で、とにかく出産や子どもを設けるのが早い。これまではとなりの市の中国が行う公共プロジェクトの会社で中国人と働いていたらしく、中国人の基本的な性質や、日本と中国が違う国だということを知ってくれていました。 彼はinspectorという立場で市役所に働きに来ています。奥さんも市役所勤務。inspectorというのは直訳すると「検査官」。うちの部署で、ごみの分別と市内のごみ回収に問題がないか、市民がちゃんとルールを守ってごみ処理を行っているかパトロールするみたいな立ち位置の人。これまで接した中では、仕事に対して真面目で、日本人の私から見て、行動が理解しやすくて、日本人の感覚に近いのか、彼の行動には共感できます。各家庭にはシールになっているごみの分別表を配っているのですが、それを壁に貼ったあと、剥がしたシールのごみを自分で市役所に持ち帰るところは一番共感できました。カウンターパートや他の同僚は、家の脇に置いてある人の家のごみ箱に断りなく勝手に捨てます。これはごみ箱に捨てているからいいと言ったらそれまでだし、ただの習慣の違いなのかもしれません。でも私は断りなく人の家のものに捨てたくはなかったので、これまでも一人持ち帰っていたけど、Edwinも持ち帰っているのを見て驚きました。今はカウンターパートや他の同僚はあまり家を1軒ずつ回って説明する活動は行っておらず、代わりにEdwinが行きます。なので行けるときは私も一緒に行かせてもらっていますが、彼の説明の仕方を聞くのも勉強になります。そして彼もまた、これまで1週間市内の様子を見て、回収頻度には見直す必要があると考えているようです。もちろんinspectorという立場で数日前から来た人と長年市役所に勤めているカウンターパート、そのカウンターパートとこれまで働いてきた人たちとでは立場も考えも積み重ねてきたものが違うと思うので、私がとやかく言える話でもないとは思っているから一概にどれがいいとかは判断しませんが、必要なのはまずは回収日を見直すこととrecolectorの働き方を少しでも改善すること。課内においてはそれが第一です。とは言え、納得させる言葉ですべてを説明するのはまだ難しいので、今すぐに私がどうこうできるものではないのですが、カウンターパートや他の同僚たちに、ごみ回収の実情を知る必要があってそのために収集車に乗るという私の考えを行動で示すことはできるのかなぁと、できるだけ今は収集車に乗ろうと思っています。この街のごみ収集方法に関しては、私の要請には全くなかったことで、たぶんカウンターパートもjicaボランティアには関係のない部分と思っています。だから初めはごみ収集車に乗るって言ったときに面白がられたり、今でも不思議がられているのかもしれないけど、収集車に乗ることとと、家々を回るのについていけば市民の声も聞けるので、要請外のこととは思わずに、継続してわたしも様子を見守っていこうと思います。あと、先週の金曜日には各家庭を初めて1人で回りました。細かいところまでの説明はまだ至らないところもあって、必要最低限の説明にとどまってますが、それでも大きな進歩だと自分に言い聞かせて私も自分で少しずつやっていきます。

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