新たな風の続き。

新たな風に続く動きも出てきています。私たちが管理する廃棄物管理課のFacebookページに新たな情報が入り、任地でタトゥーのお店を経営する若者が清掃活動を計画しているとのこと。

そんなこんなで彼らにも協力することになり、そして、先日立ち上がった「Eco Luciérnaga」チームにも協力要請をし、一緒になって清掃活動を行うことに。

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前回の川岸はポイ捨てが多いだけあり、なかなか人目につかない場所でしたが、今回は住宅地も抜けて。途中、私たちを見ていた市民が2組加わってくれるといううれしい流れまで。

出発時。

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みんながんばっています。

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手伝ったくれたちびっこ2人組。相当がんばっていました。

ひとりは市役所の近くの学校の子で、私のことを知ってくれていました。その学校の裏側に捨てられているごみを拾いながら、学校のみんなも捨ててると少し心配そうに私に言ってきたので、君がみんなに少しずつ注意することもできるけど、できそう?って話したら、がんばってみると答えてくれました。がんばれ。

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そして市役所の部署で行われた「Eco Luciérnaga」ミーティング。エクアドルに来て、自発的な会議というもの(誰かが呼びかけて、何時にここで集まろうという企画の会議)をはじめて目にしました。まぁ30分ほど遅れての開始でしたが。

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この中には、私たちが清掃活動をするのも大切だけど、市民に私たちが清掃活動をしてくれるからごみをポイ捨てしてもいいというイメージを付けてはいけない、同時にどうすればみんながごみをポイ捨てしなくなるか考えないといけないという意見まで持っている子もいました。さすがにこの意見が出ることは期待していなかったので、本当に驚きました。なんて心強い。

彼らのメンバーは主に大学生。任地には大学がないので、ふだんは他の街に住んでおり、週末や連休、長期休暇を利用しての活動になっていくと思います。それが少し心配なところでもあるけど、この前のタトゥーグループの若者たちはいつも任地にいるっぽいので、そういう部分とうまくコラボしながら継続性を見ていきたいと思います。

清掃活動に関してもこれまでの2回、開始予定時間の1時間~1時間半後に始まるというのが常。もちろん発起人はそれぞれ遅くても15分後までには到着してくれるので良いほうかと思っています。

みんな「Hora Ecuatoriana」(エクアドル時間)と言って、待っている方は「まったく…」という文句も笑いながら口に出しますが、それでも特に変える必要性を彼らの中には感じていないのがとても伝わってくるので、ここはこれからもこういうものなんだろうなと思います。

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みんなでお昼ごはん。この炊き出しもリーダーの友人がボランティアで無償で出してくれました。こういうところはほんとにすごい、エクアドル人。

私が取ろうと思ったときにはすでに終わってしまっていた鶏肉を、自分の分から私に分けてくれたりと、優しさもうかがえて、うれしかったです。

これからどういう風になっていくか、たのしみです。良い方向性に向かうことを応援しながら、お手伝いできたらいいなと思います。

ちょうどさきほど、第一回で掃除した川岸のチェックに向かいましたが、新たなごみが少し捨てられていました。ディエゴがごみの中の領収証などから捨てた犯人を見つけ、罰金の手続きを取ってくれていますが、これが現実。これらを少しでも広報して、市民の関心を高めていけたらいいなと思います。

 

3月のこの前の首都滞在を利用して、エクアドル大自然が感じられる場所のひとつ、「キロトア湖」という所も訪れたので、少し紹介しておきます。

キトからバスで2時間半ほどのところにラタクンガという街がありますが、キロトワ湖まではこのラタクンガ経由で向かいます。

ここラタクンガにもボランティアが数名おり、彼らにも会ったり、翌日、このラタクンガからキロトア湖までバスで。ラタクンガからはバスで2時間ほど。そこまで遠くないです。

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キロトアの入り口。

キロトア湖は標高がとても高いので、ラタクンガからのバスもどんどん登る、標高が高くなっていくような、道のりでした。

朝ごはん。エクアドルの一般的な朝ごはんです。パンと卵とフルーツと飲み物。

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途中いくつかのコミュニティや街を経由して、到着。途中までは曇っていたので、天気は良くないかな~なんて思いながら、向かいましたが、途中から晴れ間が見え始め、到着時には晴天でした。よかった~。きれいで感動。

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f:id:reikomiyahara:20190329010802j:plain標高が高いだけあり、昼間で太陽も出ていたけど、寒かった。

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コースは出発地点が湖を見下ろす上なので、下までくだって、また登ってくるというもの。しかし4000メートル近いので、登り坂は大変。登りには馬を使いました。この馬を操る現地の人々は、その度に上に上がって下ってというお仕事なので肺活量がすごそう。大変です。この日は日曜日なので子どもも手伝っていました。

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馬に近い少年はここで働く馬遣いの子。横で見守る女の子は観光客の子。見るのはだいぶ慣れたけどこういう貧富の格差、観光地でもたくさん感じます。

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上から湖を見下ろす景色は最高にきれいで、とってもすてきな場所でした。これもまたエクアドルの魅力のひとつに触れることができた日になりました。

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これはラタクンガの近くの大きな街、アンバト。都会でした。

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ロハに似たかんじの都会でした。