「もう一人の同僚」

さてさて、もう2019年の12分の1が終わろうとしています。1ヵ月は早いなぁ。

2月末には市のお祭りがやってくるということで少しずつイベント企画中といった雰囲気が感じられます。これはそれぞれの町内会ごとにミスを選出し、最終的に全体のお祭りで市のミスを決定するという催しの一環。

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先日家族の畑に付いて行って唐辛子を収穫し、キムチを作ってみました。もちろん日本で売っているキムチのようにはならないけれど、辛みの浅漬けみたいになって、私のごはんにバリエーションが加わりました。

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畑に咲くお花や成っているフルーツたち。

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畑の前の道路。家からバスで15分ほのところ。

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最近のオフスについて。この前の記事で、オフィス内の人事変更について記載しました。まずは上司のオルランド。秘書のパオラ。そして「もう一人の同僚」になったディエゴ。

他の市役所配属のみんなは、街の規模が大きければ大きいほど、部署の人数も増えるので関わる人数も増えますが、私の任地は大きくないので、常駐者は私以外で3人。もちろん常駐者以外で関わる同僚、市役所内で挨拶を交わす同僚もたくさんいますが、実際に部署で私の活動に関わってくるのはこの3人。

そして必然的に活動で関わる人となるのは上司か「もう一人の同僚」。秘書の女性はオフィス内では何かを話したり、いろいろ質問し合ったりしますが、基本は外に出ることはないので、活動そのもので関わることはありません。でも現在いる秘書の女性、パオラはとっても親切でやさしい女性、私より年下だけどしっかりしてて、すてきな女性です。

この前私がキトに行っている間に舞い込んだ学校からの環境教育授業の依頼。私は参加できなかったけど、これまで私がやってきたごみの分別ゲームをオルランドに見せて私はこれまでこんなかんじでやってきたと話したら、「やりたい」と賛同してくれ、私の自作のゲームアイテムを貸していた件。キトから帰ってきて、半分期待せずに「どうだった?やってくれた?」って聞いたら、「やったよ」といううれしい答えが。彼ら自身手ごたえも感じてくれた反応でした。よかったよかった。こういうゲームを使った手法もあるとオルランドの頭の片隅に残ればいいなと思います。

オルランドは以前のとおり、私の言う意見をいろいろ聞いてくれたりもするし、その点では引き続きありがたいです。でも何か講習会や学校で授業をするとなると基本あまり同行はしてくれないので、私が学校に行くときに同行してくれる人物、必然的には部署内のこの「もう一人の同僚」になりますが、このポストに入る人物が私にとっては肝となる人物。これまで2人、このポストには入っており、今いる同僚ディエゴは3人目です。1人目はエドウィン(男性)、2人目はアンドレア(女性)、そして今働いているディェゴ(男性)。1人目のエドウィンとは約10か月働き、そしてアンドレアとは約4か月働きました。学校での授業はエドウィンと始めましたが、彼も私のパートを尊重してくれたりとか、いろいろ手伝ってくれたりもしたし、私が来てすぐの頃やオフィスにいたくなかったときには彼の巡回に連れ出してくれたりもしました。年齢も同じくらいで、基本的には気の良い人物でしたし、親切にしてくれた印象も強いですが、最後のほうは金銭面などの問題が垣間見れたりもして、信頼をおけるかというとそうではなかった気もします。でも私の活動を進めるうえでは手伝ってくれたことに他ならないのでいろいろ感謝はしています。

エドウィン

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そしてアンドレア。彼女とはそもそも一緒に過ごす時間が少なかったのもあり、あまり学校での授業を一緒にはできませんでした。もちろん私が「付いてきてほしい」と強く言えば付いてきてくれて手伝ってくれたけど、「Reikoも私の仕事を手伝ってくれているから、私もReikoの活動をこうして手伝う」というようなニュアンスで捉えていて、私との協働を自分の仕事とは捉えていなかったかんじだったので、私もそこまで強くは言わず、私が1人でできる範囲内で学校には行ってきました。人物面ではいろいろ私を気にかけてくれたこともあったし、仕事以外の話もしたり、この前街で会ったら手を振ってくれて、私もとても懐かしく感じました。

アンドレア。

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そして3人目。今一緒に働くディエゴ。彼は2年前に大学を卒業し、高校の先生の免許を持っているらしい。初めこそ少しスカしたかんじでしたが、ちゃんと話すようになってから、今のところ、このディエゴが一番私との活動を前向きに楽しんでくれているかんじがします。アニメが好きらしく、それで日本にけっこう興味があるのもあってか、日本語にも関心大。一番うれしかったのは、「アンドレア(←彼にとっては前任者にあたる)も君の学校の授業に付いて行ってた?」と向こうから聞かれました。個人的には仕事が増えると思われるだろうな…と思ったりもしたけど、私が「アンドレアも行ってたよ、できればあなたにも付いてきてほしい、私のスペイン語の手伝いをしてほしい。」と答えると、「もちろんだよ!」と予想とは裏腹にそこからはかなり乗り気な答えが返ってきて、アンドレアのときは最小限に留めていた一緒に回る授業の回数を増やしました。そして彼もいるからこそできることもやることにしました。

ディエゴ。

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エドウィンアンドレアも本当だったら必要ないけど、手伝いが必要だと言うから付いて行く、自分の仕事に対するプラスαの仕事という捉え方が強かった気もしますが、今のところ、このディエゴは「これも自分の仕事である」と捉えてくれています。授業の日の前には「明日はどんなかんじでやるか」とかを話し合う時間を作ったりもして、エクアドル人にほぼない「計画性」ももしかすると少しだけ持っている気がします。少しだけ。「日本語勉強したい」と口だけになる人も多い中、日本語もかなり積極的に覚えてくれようとしていて、「おはよう」「はい」「いいえ」と数字は私に日本語で返そうとしてくれます。

水がどうやって汚れていくかを見る授業。

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ということで、また新たな、そしてもしかすると協力的な同僚ができたかもしれません。任期が終わるまで彼と協働できればいいけど、果たしてどうなるのかな~。

授業の途中で、国の健康管理局のような部門の人たちによる巡回注射がお知らせなしにいきなり入ってきて授業中断。これもエクアドル流。この日は一学年の女子のみ。

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そしてサロメへの日本語クラス。引き続き継続中です。思ったより続いているから、けっこうすごいです。たぶんノートを見返しているのか、私がすっかり忘れていると思って、「あの単語なんだっけ~?」と聞くと、意外と返ってくる単語もあって、びっくり!サロメに浴衣を着てもらって、その家族と。とても喜んでくれました。

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サロメが私の誕生日に作ってくれたカード。

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遅くなると、いつも夕食を出してくれる。この日はエンパナーダ・デ・ベルデという一般的な軽食。緑色のバナナを茹でてすりつぶして生地にして、チーズを入れて包んで揚げたもの。

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