来Yantzaza!!
先週末の土日に同期隊員が私の任地にあそびに来てくれました。
いまエクアドルに住む2017年度1次隊の同期隊員は私を入れて9人。みんなそれぞれ別々の街に住んでいます。せっかくなので少し同期隊員の分布も紹介します。これがエクアドルの県。首都のキトがあるのはピチンチャ県。ちなみに私たち隊員はピチンチャ銀行を使っています。
ピチンチャの北側インバブーラ県に3人、西側マナビ県に1人、少しずつ南下して、コトパクシ・ボリバル・チンボラソに1人ずつ、そしてロハに今回あそびに来てくれた同期の彼女、サモラ・チンチペに私がいます。こう見ると改めて自分のいる場所のペルーへの近さに驚きです。
さて、ここで少しエクアドルの時事情報を。1つ目。エクアドル北部のエスメラルダスのコロンビアとの国境付近がとても危険になってきています。今週、コロンビア人によって、エクアドルの新聞記者が3名殺され、その数日後もエクアドル人が2名殺されてしまいました。もともと私たちは立ち入り禁止の地域なので、縁はないとは思いつつも、少し緊迫感が漂います。コロンビア国境付近でのこういった事件の理由は主にはドラッグ関係だそうです。そして2つ目。このエスメラルダスとマナビのあたりで、2年前の2016年4月、日本で熊本地震が起きたすぐ2日後にエクアドル地震が起き、600人ほどの死者と、負傷者、行方不明者が出ました。マナビには上に書いたように1人同期が住んでいますが、彼が住んでいる近くにもまだまだ地震の爪痕が大きく残っているらしいです。せっかく同期がいるし、マナビにもいつか訪れたいと思っています。この2つの関係があり、今週は少し追悼モードが強い1週間でした。
話を戻して…今回あそびに来てくれた彼女はエクアドル同期隊員の中で、私の任地から一番近い街に住んでいます。近いとはいえ、バスを乗り継ぎ、約4時間半くらいで、となりの県であるロハ県にある「カタマヨ市」というところです。ここには国内便の空港があります。カタマヨの空港内。
カタマヨ以南に住む隊員はみんなこのカタマヨにある空港を使って首都に行くので、この街は私たちにとって首都への空路の玄関口。ということで、ロハ隊員や私はいつも通る街。そして彼女と会う時やエクアドル南部に住む隊員の会「ロハ会」を行うときはロハ市中心部で集まるため、なかなか私の任地がある最南部まで来るのは難しいのですが、今回ついに来てくれました。やっぱり知ってる人、中でも同期が自分の住んでいる街にあそびに来てくれるというのはなんだか新鮮でうれしいものでした。
同期をステイ先の家族にも紹介できたし、たまたま予定が合って、ステイ先の家族含め、みんなで少しあそびに行ったりもできて、たのしい時間を過ごすことができました。みんなで少し離れたところ(車で20分くらい、となりの州であるパンギという街近くにある滝スポットへ。)
帰ってきて、夜にはコンスタントに開催されているスポーツ大会の観戦に。ステイ先の息子がチームに所属していて、試合に出るというので、その応援も兼ねて。
市内にある体育館で開催。
ステイ先の家族は本当にみんな優しいのですが、ステイ先のこの息子はいつも私を家族として紹介してくれます。ちなみに35歳独身なので普段から家にいて、会うとよく私に絡んできてくれます。しかもかなり明るく陽気に。見てるとなんだか自由に気ままにやってる人です。今回同期が来た時も、彼女に「Soy ñaño de la Reiko.」と言ってくれました。意味は「Reikoのお兄ちゃんだよ。」という意味。ñañoとは、「男兄弟」、ñañaが「女姉妹」という意味ですが、ニュアンス的には「お兄ちゃん」とか「お姉ちゃん」とか、そういう優しい呼び方なかんじです。「姉」「兄」「妹」「弟」を意味する単語は別にあるのでそれらとはまた少しニュアンスが違うっぽい。読み方は「ニャーニョ」「ニャーニャ」。発音からもなんかこう、親しいというか、距離が近いかんじが伝わってきます。少し子供っぽい発音な気もしますが、もちろん大人同士でも何歳になっても使うっぽいです。市役所の人たちも使ってるし、ステイ先のお母さんも、彼女のお兄さんを指すときに「ニャーニョ」って言ったりもしています。
ちょうど土曜の夜には中央公園でお祭りもしていて、彼女と一緒に少し見に行って回ることもできました。
私もまた彼女の任地、職場、もちろん他の同期の任地にもあそびに行ける機会を作って、行こうと思っています。
今週も1日学校へ。少し中心地からは離れた学校。とはいえ、市役所からは車で10分かからないくらいです。
小さい子どもたちとは、同期の幼児教育隊員に教えてもらった忍者のあそびをしました。これが意外と好評!みんな興奮してあそんでくれました。さすが幼児教育隊員、ありがとう!
休み時間にリコーダー。
今回一緒に回ってくれた同僚のエドウィンには大感謝です。