女性の日

3月8日は国際女性デー。ここエクアドルでも女性の日「el día de la mujer」としてお祝いされていました。

日本ではなじみがなかったので、私自身恥ずかしながら国際女性デーの存在を知らなかったので、貴重な、新しい経験でした。

お祝いの言葉は「Felíz día‼」(フェリス ディア…日本で言う「おめでとう」)です。女性から言われたら、「Felíz día‼」と返して、ハグしたりして、一緒にお祝いをし合います。男性から言ってもらったら、「Gracias」(ありがとう)と返します。

日ごろの感謝を女性に伝える日という趣旨で、お祝いしてもらえます。

午前中からお昼過ぎまで、同僚の仕事に同行していて、出かけていたので直接は会えなかったのですが、午後戻ると、机の上にお花とチョコレートが。前にうちの部署に大学生インターンとして来ていたジョニーが里帰りしているらしく、置いていってくれたとのこと。きのう歩いていたら、偶然彼に遭遇したので、改めてお礼を言うことができました。

 

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市役所内でも夕方に女性の日のイベントが実施されました。他の部署のイベント主催者が私にも声をかけてくれたので、参加させてもらいました。ここでもお花をもらい、市長などの簡単なお話のあと、コーラとケーキが振る舞われました。

 せっせと用意をする男性陣。ちなみに一番左は前のカウンターパート・オルランド。部署を離れても、私のことを気にかけてくれます。

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ステイ先の家族でも男性陣から、「Felíz día‼」と言ってもらったり、女性陣同士で言葉をかけあったり。

そして夜には、他の部署の女性が誘ってくれて、discoteca(ディスコテカ)に。日本でちょっと飲みに行こうとなると、お酒を飲めるレストランや居酒屋でごはんやお酒を楽しみながら、話して盛り上がるというのが一般的かなと思いますが、ここではとにかく踊り・踊り・踊り!ディスコテカに行こうとなります。ステイ先の家族が誰もいないメンバーでディスコテカに行くのは初めてでしたが、みんな親切でたのしかったです。そして行ったら、家族の長女が夫婦で来ていたり、次女の旦那さんなども別グループで来ていたりと、偶然会ったりもしました。

 

キリスト教という文化、歴史的にも欧米の習慣が入っているということもあるとは思いますが、女性の存在の大きさを感じます。あとは世界に共通して女性はいろいろな意味で強いなぁと。特に南米の血が流れている女性たちを見ていると、本当にそれを感じます。

ちょっと話は逸れるけど、「mandarina」(マンダリーナ)という言葉があります。意味は一般的には「オレンジ、ミカン類のフルーツ」を指します。エクアドルでもとても一般的な果物。でももう一つの意味があって、「家の中で奥さんや女性の尻に敷かれている男性」という意味もあります。辞書には載っていないけど、任地に来て一番最初に教えてもらったほどここではよく使われています。

いいタイミングで使うと、かなりウケます。あとは誰かが「こいつはmandarinaだからな~」と言っているのを、「あなたはmandarinaなのね!」と繰り返すだけでも、みんな笑うくらい、親しまれている言葉。他の中南米の国で使うかはわからないので、エクアドルに来る機会があったらぜひ使ってみてください。きっとかなりの確率で笑いを取ることができるはず。

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市役所の女性陣で記念撮影。集会の最後に撮影しました。最前列にいる1人の男性が、Bladimir Armijos Vivanco 現市長。