祝日~クエンカ祭り

少し間が空いてしまいましが、この前の祝日後半の話。11月3日から4日間クエンカに行ってきました。そこではクエンカの独立記念日にあわせて行われる大きなお祭りがあって、そこの一角にJICAで日本人ブースを出展するということでそのお手伝い。日本人ブースは忙しい中でもクエンカの先輩隊員とシニア隊員の方がコツコツと毎日準備してくれたおかげで大盛況でした。

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来年エクアドルと日本は外交関係100周年を迎えます。それを宣伝する大使館の看板。

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ここがJICAのブース。ブースの内容は①折り紙教室(無料)、②みんなの名前を習字で書く(1人25¢)、③浴衣着付け&写真(1人1ドル)です。となりは日本大使館のブースで、きれいな手毬とか飾ってました。私は後半2日間に浴衣着付けを担当。着付けはほぼ初だったけど、先輩隊員に教えてもらって最低限はできるようになり、とても貴重な経験ができました。出発前に何かに役立つかなと買ったユニクロの浴衣が大活躍しました。持ってきてよかった。中には「私はオタクです。」なんて日本語で話しかけてきて浴衣を着てくれた女の子も。みんなモデルのように写真を撮ることに夢中で、少し離れたところに行っちゃったり、なかなか自由で疲れたけど、たのしかったです。f:id:reikomiyahara:20171112021836j:plainf:id:reikomiyahara:20171112021754j:plain

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これは環境関連の展示。
クエンカは任地配属前に1ヵ月語学学校で過ごした街ですが、任地に慣れた今、再度訪れると、やはり街は大きくて西洋風でとてもきれい。人々もおしゃれだし、欧米にいる気分になりました。家々も大きくて富裕層も多いです。

任地からクエンカまでは奇跡的に直通バスが1日3本あります。8時間ほどかかるので、行きも帰りも朝一のバスで。途中のロハまでは何度か通ったことのある道だけど、ロハからクエンカまでのアンデス山脈沿いのバス移動は初めてで新鮮でした。

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途中に通ったサラグロという街の学校前。サラグロというのはインディヘナ先住民族の名前です。
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ちょくちょく停まる各街のバス停では長時間移動の人向けに食べ物や飲み物を売る人がいきなり入ってきます。
滞在中はクエンカに住む日本人とエクアドル人の方のご夫妻のお家に同期隊員と2日間お世話になりました。最終日だけは、バスターミナルの近いほうでと、クエンカの先輩隊員のステイ先の部屋が空いているとのことだったので、そちらにお邪魔しましたが、とても優しいご家族でした。

3日夜は全体で懇親会をして、4日夜は環境教育部会と、みんなと話ができる時間もありました。全体の懇親会のあとに泊まらせてもらったご夫婦のお友達の誕生日パーティーがあるとのことで、何人かでサプライズ訪問。その道中とパーティーの最中は終始先輩隊員の語学力に衝撃でした。ほんとにすごい。会話のテンポや間合いの取り方がエクアドル人と同じ。その先輩はちょうど隊次が1年上の方。私もこれからもっとスペイン語がんばらなきゃ~と思って任地に帰ってきました。

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朝7時にクエンカを出て、任地には15時過ぎに到着。途中からバスは学校帰りの子供たちで満員。このサモラ川が見えてくると、周りも緑が生い茂って、任地のオリエンテ感が出てきます。

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ヤンササの中心部が見えてくる。

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バスターミナルへ入るために降りていきます。
がんばらなきゃと自覚していた矢先、今週はなんだか職場でも嫌なことを言われたりして、まだまだ「あぁ私バカにされてるのかな~」って感じることも多い。向こうにそういうつもりはなく、ただ陽気なだけかもしれないけど、こっちの感覚からするとそんな風に感じてしまいます。気にならないときは流せるんだけど、今回は真に受けてすごい悔しかったです。でもまだまだうまく返せる力はなくて、少し気分的には下降気味。そんな中でも、この前は市役所内で募金を募っていた顔見知りの警察官が居て、知り合いだったので少しだけ募金をしたら「ありがとう。」って私がこの前教えた日本語で返してくれました。活動はまだまだ何もできていないし、そんなこんなで最近は日本が恋しいですが、あまり考えすぎずにマイペースにがんばります。