都会と田舎

少し前の土日に任地の中心部から少し離れた地域に遊びに行く機会がありました。任地の行政区分について話すと、ヤンササ市は3つの地域を統括しています。一つはヤンササ中心部。ここはurbano(都会)と呼ばれています。あとの2つはどちらもrural(田舎地域)と呼ばれています。ちなみにこの2つの田舎地域はそれぞれchicaña(チカーニャ)、los encuentros(ロス・エンクエントロス)という名前の地域。それぞれの場所に学校も教会もあり、一つの街になっています。これまでにこの田舎地域と呼ばれる場所にはごみ収集で通ったり、家を回ったりするとき、行ったことはあったんだけど、どちらにしても市役所関連でしか行ったことがなく、あまり人々の生活を知る機会がありませんでした。それで今回たまたまチカーニャ地域の人のお家に遊びに行かせてもらいました。なんでかというと、市役所に出入りしているある人が私が着任してすぐの頃に、このチカーニャで行われる集会に呼んでくれて、そこに来ていたユリという女性が連絡先を交換してくれて、遊びに来てと言ってくれていたのが今回実現したという流れ。土曜日の夜にはコミュニティがいくつか集まる集会のようなものに参加させてもらって、一度家に帰り、日曜日もお昼ごはんを一緒に作りながらごちそうになりました。土曜の夜の集会は、チカーニャ中心から車でさらに50分ほど進んだ奥地で、ほんとにここでも人々が暮らしているんだという山の中でした。途中から家が数軒集まる小さな小さな集落が点在して、それらの集落から人々集まってきている様子。集会場所は一番奥にある運動場と小さな教会、炊き出し場が一緒になったコミュニティ広場。私たちが着いたのは夕方18時頃。橋を渡ってまた少し登っていくと広場がありました。

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すでに多くの人が集まっていて、男性たちはサッカー、バスケ、バレーをして、その後炊きだされたごはんをみんなで食べて、お酒を飲んで踊るというもの。私たちは夜の10時過ぎに帰ったけど、まだまだ遅くまで続いていました。

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次の日のお昼ごはんは伝統料理のティラピア(魚)を葉っぱで包んで焼いたもの。トマト玉ねぎのサラダとユカイモを添えて食べます。あとは焼きバナナ+チーズ。子供用に鶏肉も。お魚は塩味なので、ふつうに日本人の感覚でもおいしいです。ユカイモというお芋も私の大好物なので、おいしく食べました。

魚を包むための葉とユカイモを取りに行く。

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ふつうの台所もあるんだけど、普段からこの網で料理すると言ってました。ちなみにこの魚料理は「ayampaco」(アヤンパコ)という名前です。
お昼ごはんのあとはユリのお父さんお母さんが隣の州でサトウキビを取っていて、そのお迎えにと一緒に隣町まで連れて行ってもらいました。その帰り道に車の中で少し考えていたんだけど、私はこれまで勝手に田舎に住んでいるなぁと思っていました。それは任地にやって来て約5か月、それは、比べる対象が、任地に来るまでの少しの間過ごした首都キトやクエンカでの風景や生活、一番近い大きな都市ロハ、そして何よりも一番はこれまで27年間生活してきた日本の生活と比べていたから。もちろんそれらと比べるとヤンササ中心部でも田舎的な生活です。だけど、このヤンササの中心以外に広がる田舎地域と呼ばれる生活を見ると、自分が今すごく都会的な生活をしているのかも…と感じました。そして私が今回感じたように、ヤンササ中心に住んでいる人たちもまた同じように考えているのかも…と思いました。ヤンササ中心からチカーニャまでは車で約20分ほど、今回行ったそのまた奥はそのチカーニャからさらに車で50分ほど。山の上なのか少し肌寒く、それぞれの集落には学校(のようなもの?)はあるようだけど、日用品を買うための商店はないし、普段なかなかヤンササの中心まで下りてくるということが難しい場合、どうやって生活しているんだろう…と私にはまだまだ想像できない暮らしがそこにはあるんだろうなと思います。

今回私をチカーニャに招待してくれたユリ。彼女は21歳という若さですが、5歳と3歳の男の子のお母さんです。彼女自身は9人兄弟。彼女のお家の近くには兄弟たちもたくさん住んでいます。日本的に言うとシングルマザーで、子供たちのお父さんは遠くにいるらしい、そしてユリ自身は今は別の男性とみんなで一緒に暮らしていて、近々結婚するかんじなのかな。ちなみにこの男性は学校の先生で、チカーニャ地域の中の1つの町内会ような区画で町内会長をしているようです。この男性のお父さんもたくさん土地を持っているみたい。ユリは今は高卒だけど、働くためにこれから大学に行く必要があって、今後大学で観光学を学ぶ予定だと話してくれました。とっても明るくて、年下だけど、大人な女性。何より、最初の集会でスペイン語もままならない外国人の私に興味を持って話しかけてくれたことがうれしいです。

任地での生活も慣れてきたかなと感じている中での、また新しい経験でした。

環境教育部会と発熱

12月5日~8日にかけて、環境教育部会がありました。環境教育部会というのは環境教育という職種で活動している人たちのためのJICAエクアドル内の部会。一定人数を超えると部会としてJICAが承認してくれます。現在エクアドルに環境教育隊員は8人。以前も多かったみたいだけど、いったん落ち着いて、私たちの隊次からまた増えだしたので、先輩がこのタイミングで部会を立ち上げてくれました。1回目の開催地は先輩隊員の任地トロンカル。場所はエクアドルの中で海側のコスタ地域に入ります。家族にヤンササよりも暑いよ~と言われて行ったけどほんとに暑かった。暑いだけではなく、今の時期湿度100%というかんじでした。

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任地は熱帯と言われる地域で暑いとは言われているけど、朝晩はさらっとするので、気持ちいいです。涼しい瞬間も感じることができます。でもそういう瞬間もあまりなく、行ってみた感想としては個人的には任地の気候の方が好きです。

バス移動は約13時間。ヤンササからクエンカまで8時間、クエンカからトロンカル4時間半くらい。そして到着後、2日目のプログラムを行いながらも、ほんのり悪寒が。お腹も少し痛かったり。お腹はまぁ気にしないとしても寒気は嫌だなぁと思いつつ夜まで過ごし、ホテルに戻りましたが、その頃には熱が出るなという確実な寒気で節々が痛くなってきました。そこからはもう地獄。今回に限って体温計を持参しておらず、薬のこととか調べたかったんだけど、たまたまホテルのWifiもダウンしてて、ネットもつながらず。翌日朝、先輩隊員に借りた体温計では39.2℃。トイレに行くために立ち上がるのも一苦労で、意識が飛ぶんじゃないかという位に体中から熱が放出されていました。でもみんなが解熱剤や水、りんご、アイスを休憩の度に差入れしてくれたおかげもあり、かなりの速度で回復。翌日には平熱に戻りました。ただ熱が下がったあとも、体全体の骨は酷使されすぎて痛かったです。お腹にも少しきていたので、なんらかのウイルス+疲れかな~。その後もう1日先輩隊員のホームステイ先に移動して休ませてもらい、9日に合流して、帰るついでに寄ることになっていたマチャラという大きい都市に寄りながら10日に帰宅。マチャラもコスタ地域に入り、暑かったです。コスタの暑さはあまり好きではないかもしれないけど、グアヤキルという最大都市もあり、まだまだ訪れる機会はありそうです。マチャラ周辺のバナナとカカオ畑は圧倒でした。世界1位のバナナ生産国であることを感じられる風景。でもこの畑でも季節労働で肉体労働をしながら暑い中働いている人がたくさんいるんだろうな~。

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せっかくなので先輩隊員の任地トロンカルについて少し。

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トロンカル市はカニャール(cañar)県の中の都市。ここはcañaというさとうきびの生産が最大の産業です。人口1万4000人ほどの任地と比べると人口6万人と規模も大きいです。さとうきびが一大産業になっているだけあって、大きな製糖工場があります。製糖工場には季節労働者が多く集まります。ここで問題になるのが環境汚染。工場からの汚水や煙で汚染されているのか、空気が良くないかんじでした。いろいろ話を聞くと少し健康被害も出ている可能性もありそうな。調査はされていないようですが。日本の北九州で受けた環境研修をそのまま映したような状況、戦後の日本の工業発展で起こった環境問題と似たような状況が起こりつつあるのかもしれません。あとは先輩隊員の学校での出張講義とか聞いたり、終始勉強になることばかりでした。ヤンササの様子もちゃんとみんなに報告できました。

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先輩隊員のステイ先の家族もとってもすてきな人々でした。体調不良ですべてのプログラムに参加することはできなかったんだけど、大事に至らず無事にみんなと同じタイミングで任地に戻ってこれたので良しとします。

 マチャラとその付近の写真たち。

海鮮たくさん。

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ペルー国境の街へ。橋の真ん中あたりが国境とかなんとか。でもここの川にはごみ捨て放題でした。看板に感動。

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活気もありつつ、カオスな雰囲気も持つ、おもしろそうな街でした。

11月の終わり

日本は本格的に寒いですか?ヤンササは昼間は日差しが強く暑くて、でも風が吹くと少し涼しい、雨が降ると肌寒いといういつもとあまり変わらない気候です。

気づくともう明日から12月。エクアドルもクリスマスモードです。キリストの誕生日ということで、お祝いに向けた準備モードが高まっています。またクリスマスの様子はその時にでも。

最近は自分の部署以外だけではなく、少しずつ知り合いが増えてきました。というよりは、これまでもみんなと挨拶はしていたけど、単に私に余裕がなかっただけで、でも最近は同じ状況でも私自身が、それなりにみんなとの挨拶や世間話をたのしめていると言ったほうがいいのかもしれません。もちろんすべて理解できるようになった訳でもなく、私がスラスラ話せるようになった訳でもないのですが、ある意味伝わらなかったらそれはそれでいいかというかんじで、できるだけ知ってる単語を返したり、わからなかったらわからないと伝えまくるか、笑うか、それで向こうがあきらめたらそれはそれでしょうがないというかんじでゆるく構えています。市役所の脇には、うちの部署の倉庫があって、そこには市民がごみ箱を買いに来たときのためのごみ箱が少し置いてあったり(全部の在庫は最終処分場に置いてあるので、ここになくなったら、都度処分場に取りに行って、またいくつか持ってきて・・・という少し原始的なやり方をしています)、他にもよく使う資材が置いてあります。最近わたしはここで自分用のコンポストを作っています。コンポストとは、生ごみを堆肥化することで、生ごみを再利用するというもの。私の要請にも、このコンポストの普及が入っていて、みんなお庭や畑で花や野菜、果物を育てているから、堆肥にできるよって話すと興味を持ってくれる人が多いです。前任者も行っていたこのコンポストの講習会を私も何回か開催できるようにしなきゃな~とも思っています。その時のためにも今時間はたくさんあるので、一度自分で作ってみようかなと、前任者が残してくれたsemillaを使って一人作業していました。semillaとはすでに一度コンポストによって作成された堆肥。最終処分場には市のコンポスト場があって、市全体から回収された生ごみ(もちろん分別が完全にされていないので選別作業もある)を堆肥化しています。ただ前は稼働していたけど、着任時からは機械の不調で止まっていました。でも最近また再稼働中。以前の稼働時に作成された堆肥がsemillaで、すでにこの土には発酵菌が住んでいるので、ここに生ごみを毎日入れ続ければまた活性化されていくというもの。ステイ先の生ごみをもらいつつ、お試しで作業していました。生ごみを小さく切る作業を倉庫のところで一人でしていると、けっこう他の部署の人が通り、話しかけてくれたりして、それで顔見知りになったりもできます。今週はそのうちの一人から家で作ったという砂糖の黒蜜(miel de caña)をもらいました。その後、エクアドルでの食べ方「miel con queso」(黒蜜+チーズ)にして部署でみんなで食べたり。

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ごみ収集で寄った学校に、知り合いの子どもがいて、話しかけてくれたり。

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ちなみにきのうは雨の中の収集でした。
帰りがけに子どもたちにいきなり呼び止められて少し話したり、日本語書いたり。呼びかけてくれた子は、お父さんが中国人でお母さんがエクアドル人のハーフの子。前に私を中国人だと思って、「ニーハオ」と言われたけど「日本人だよ!」と返したことで、印象に残ったらしく、今回いろいろ話してきてくれました。

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話は変わって、きのうは朝からごみ収集について行って、学校の回収に寄り、そこで電動車いすに乗った子が前を通りかかりました。その子を見て、運転手のLuisにアメリカの援助で寄付された車いすだと話し、人々は貧しいのに、日本は何も援助しないの?と言われました。厳密に言ったら、JICAボランティアだってその一つだし(ただ私が今まだ目に見える活動をしていないから彼にはそう見えてないというだけ)、ハード面で言ってもエクアドル国内でも多くの都市の公共関連施設で日本の援助は入っています。任地にも日本の大使館の援助で建設された橋がある。でもそう言われて、「日本もたくさん援助してるよ!」なんてまだ何もしてない私が言い返すのもなんか感じ悪いのかなぁとか日本人感覚で思ってしまって、咄嗟のことでうまく言葉を返せませんでした。今思えばもう少し主張しても良かったのかな・・・とか少し悔しい思いがありつつも、でも、彼が言っているのは目に見える分かりやすいお金の援助であって、そうではない活動や技術協力も国際協力にはあって、ここで人間関係をコツコツ築くこともボランティアだからできることの一つです。だから私はここにいるということをなんとなく思ったんだけど、それを今ここで説明してわかってもらうのはきっと難しいし、彼もそういう話を聞きたい訳ではないだろうし、私が空回りして疲れるだけかと思い、聞くだけ聞いて会話を終えました。お金の援助もそれ以外の協力もどちらにしても色々な側面があってとっても難しい、と改めて感じました。ここの人は基本すべて深い意味で発言することがあまりなく、しかも自分が言ったこともすぐ忘れるので、向こうも悪気があってということではないのはわかるし、きっともう忘れてるから、気にしなくていいとわかりつつも、いろいろ考えて、私は少し不完全燃焼な時間でした。

そしてそして、今回自分用のチャレコを作りました。チャレコとはスペイン語で「ベスト、丈の短めのコート」という意味で、職場で着る作業着です。

市役所の制服には3種類あって、各部署の秘書である女性職員たちは彼女たちの制服(市役所のシャツとスカート、ワンピースバージョンもあります)をたまに着ています。特に毎週月曜日はフォーマルの日らしく、みんな何種類かあるうちの一つの制服を着てきます。

それ以外の職員の人たちは、みな男性ですが、市役所のマークが左胸に入ったポロシャツにジーンズやチノパンというスタイルが一般的。このポロシャツも紺・茶色・水色といった種類があり、みんなそれぞれ日替わりで着てきます。もちろんこれ以外の普通のTシャツでも全然OK。この上にチャレコを羽織る人もいます。

これまでも外に出るときは一応私の分と用意してくれたチャレコがあったので、それを着ていましたが、たくさんの人が着たんだろうなという年期が入ったもので、サイズも合ってなくて、分厚くて重くて汚かったのですが、たまたま他のチャレコにする?みたいな話になって、自分のものを作る流れに。サイズも選べたし、たまたま薄手のものを入手することができました。他の部署での手続きを終え、私の場合、市役所のマークは自分で入れてとのことで、そのお店を教えてもらって、勤務後向かいました。歩いていると、ごみ収集中の同僚に会ったり、昼間話した人に会って、そのおかげでお店の場所を教えてもらえました。お店に無事着き、刺繍を注文。2ドル。そしてこの前取りに行き、無事手元に。これを着ていれば街を歩いてても旅行者ではないと少しはわかりやすくなりました。

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同僚のエニが週末ロハに帰省中、お祭りで書いたよ!と写真を送ってくれました。ロハの道に私の名前が。ありがとう~!gracias,Enith!
 

週末ロハ会

先週末の土日はとなりの県にある大きな街ロハに行ってきました。バスで3時間、任地から一番近い大きな街です。

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ちなみにロハまでのバスは片道4.5ドル。日本でバスで3時間のところに行こうと思うと、4.5ドルでは行けないです。まぁバスの質や通る道が違うので比べられないかもしれないけど。それでもエクアドルはバス代がとても安いです。この前のクエンカのときは片道8時間で12ドルでした。現在ロハにはJICAボランティアが4人住んでいます。シニアボランティアの方が3人、青年ボランティアの方が1人。シニアボランティアの方は1人は組織培養という職種でロハの大学で農業関係の研究をしています。ちなみに2回目の参加とのことで2回とも同じ要請。いまも任期延長中だから通算すると5年くらいこのロハに住んでいるそう。他の2人のシニア隊員の方は看護師隊員の方々。たいていはボランティアが派遣されている各国に健康管理員という方がいてくれるのですが、現在エクアドルは着任待ちの状況なので、医療知識を持った方が近くにいてくれるのは個人的にはとっても心強いです。青年ボランティアは作業療法士の方で、県の施設で障がい者支援の活動を行われています。近くの街から同期の環境隊員も合流して、6人で中華料理を食べて夜のロハの街を見て回りました。日本人に会って、話したいこと思ったことをスラスラ日本語で話して、相手が話していることも言われたその瞬間に100%理解できることってやっぱりすごいです。たのしかった。今回は看護師隊員の方のお家に同期と泊まらせてもらいました。シニア隊員の方は青年のホームステイ形態とは異なり、一人暮らしで、かつ、リッチ。みんなで日本のワイドショーを見ながら乾杯。

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ロハはちょうどお祭り開催中で、その様子も見れてよかったし、夜はイルミネーションもあって、すごくきれいでした。

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気候帯で言うとアンデス沿いのシエラ地域になります。だから熱帯地域の任地には近く、日中は日差しも強いですが、朝晩はふつうに寒いし、風景も任地の熱帯のかんじとは少し違うし、民族衣装を着たインディヘナの人々も任地より多く見かけます。ロハはエクアドルで第4、5くらいの都市と言われるだけあって、すてきなところでした。ロハからバスで1時間位行ったところにビルカバンバという長寿の街があって、ここは景観もきれいで、欧米からの観光客が多いらしい。そのため、このロハにはビルカバンバに行くための欧米人が多く立ち寄るみたい。ロハの街は芸術の街とも言われていて欧米チックでアートなかんじ。

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街の中心centroの教会(カテドラル)も豪華でとってもきれい。

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ちょうど日曜の朝に大きな路上市場が開催されているということでそれも見に行くことができました。

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f:id:reikomiyahara:20180109001134j:plain豆の種類が豊富です。

f:id:reikomiyahara:20180109001137j:plainバナナの種類も豊富です。緑のは甘くないバナナplatano verde。バナナチップのように揚げて塩をまぶしておかずとして食べる。

f:id:reikomiyahara:20180109001136j:plain手前の豆腐ようなものはエクアドルのチーズ。
近くにはcentro comercialという市が運営する市場が2か所も。f:id:reikomiyahara:20180109001138j:plain

1つの市場の屋外には建物付きでごみ捨て場が整備されていて、ちゃんと分別して捨てることができるようになっています。

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f:id:reikomiyahara:20180109001139j:plainうん、きれい。

ビニール袋も再利用して作られた所定のビニールを使った袋を各店が導入しなくてはいけない条例も施行されているらしく、何店舗かその袋をちゃんと使っているお店も実際にありました。街にある電光掲示板にも3R のことが流れていたりと、環境的にも先進都市です。f:id:reikomiyahara:20180109001124j:plain

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お祭りの一角で日本語を発見。アジア料理を出していました。同期と記念撮影。

 

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今週は課内では市場のコンテナに家庭ごみを捨てる人たちへの罰金の警告とその徴収に向けて、同僚が動いています。私はどちらかと言うと分別や捨て方の啓発のほうが大切だと感じたのと、罰金のことにはあまり直接的に関わらなくていいかなと勝手に思ったので、特に何も言われないし、制度があることとそういう実態があることを心にとめるというところにとどめておきます。役に立つかわからないけど分別や3Rの説明のための資料を作ったり、市役所に分別ボックスを置くという計画も少しずつだけど進みつつあります。ごみ箱の購入申請や発注など。でも、購入申請のための市役所内の流れも発注するために近くの業者とのやりとりの仕方も説明されても難しいスペイン語出てくるし、進め方も日本とは違うので想像もできなくてちんぷんかんぷん。それで、いきなり「業者にはもう行ったの?」とか聞かれて少しむかついたので、今の私のスペイン語では業者と直接やりとりするのは無理だから、一緒に行ってほしいとお願いしたり。他にもステイ先以外では日々むかつくことの方が多いです。文房具の借り方一つにしても全然ちがうし、すべて気分で動いているんじゃないかと思うほどみんなの行動は読めません。人使い・物使いが荒いなぁって感じることも多い。ちょっとグチっぽくなってしまったけど、それでも嫌なことばかりではなく、きのうは斜め前の部署の秘書の女性が私のあいさつが感じが良いと褒めてくれました。すごくうれしかったです。となりの部署の人と少し話す時間が楽しかったり。そんなかんじでエクアドルでも嫌なことむかつくことたのしいことうれしいことが入り混じった日々を過ごすことができています。まだまだむかつくことの方が多いけど。

街はだんだんとクリスマスモードです。市役所の各部署にはそれぞれツリーやリースが飾られ始めました。うちの部署にもなにか飾りたいけど、自費になりそうなので少し迷い中。

衝撃の展開

11月14日付で、カウンターパートのオルランドが異動になりました。「え、何この展開…」というかんじです。まぁ背景にはこれまでの部署内でのゴタゴタがあって、詳しくはわからないし、知る必要もないけど、他の2人の同僚がなんらかの意見を市長宛に出したことが原因の一つだと思われます。

特に新しい上司がくるということではなく、単にオルランドがマイナスになるだけというかんじなので、残るのはマヌエルと秘書のエニ、それとこの前から加わったエドウィン。秘書(secretaria)とは各部署に1人は居る立ち位置の人で、あくまでも庶務的な仕事をする人です。いろいろ教えてくれるので彼女と接することで楽しいことも多いですが、深く部署の仕事に入り込むことはせず、あくまでもプライベート重視ですが、市役所勤務も長いので、たくさん意見は出しています。そして新たなカウンターパートはマヌエルになるとのこと。彼が廃棄物管理課の新たな上司に昇格。着任当時はまさか彼が上司になるなんて120%思ってもいませんでした。彼とはこれまでも一緒に家々を回ったりしたけど、ほんとにラテン人というかんじで、陽気なのはたのしいけど、かなり適当なかんじでした。でもここ数日オルランドからの引継ぎの様子とか、会議を開く様子や日々の仕事風景を見ていると、ちょっと使命感を持って張り切っているのが伝わってきます。昇格初日には髪の毛を切ってきて、今週はずっと毎日のやることリスト作って、これまでやらなければならなかったこと、みんなの不満が溜まっていたことに日々着手している様子です。マヌエルは陽気なだけあって、性格的にはよく話す人。だからみんなともよく話しているし、そういう点ではこれまでにない良い雰囲気を作るのかもしれません。エドウィンと新しい回収頻度について話したりもしている様子。それにこれまでの立ち位置的には市民の不満の声の一番の窓口になっていた人だから、実態をわかっている人だと思います。オルランドと秘書のエニは隣町のロハというまぁまぁ大きい街が本拠地なので、土日はヤンササを不在にしてロハに帰ります。でもその点マヌエルはずっとヤンササ住みなので、土日の街の様子を見ることができる・知っているという点も良いんじゃないかな~と勝手ながら私は思います。まぁでも適当な部分もあるので、私も振り回されないようにしたいものです。でも振り回されないようになんて理想論で、マヌエル含め、周囲のみんなと対等に付き合えるようになるのはいつになることやら…というかんじもしていますが。継続の2代目隊員であるボランティア(=今の私)を呼んだ人(=オルランド)が不在になり、私のこれからはどうなるのだろう…とか思ったり。活動という活動はできるのかな。もともとカウンターパートに頼るつもりもなかったけど、スペイン語もいまだ上達の兆しなく、どうやって今後の自分の活動を探っていくべきか、目の前は明るくなさそうと少し暗い近況報告になってしまいましたが、体は元気なので、健康に過ごせることとスペイン語を頑張ることを一番の目標にして気楽に過ごしたいなとも思います。この1週間は、前の記事に書いたFeria Liebreという青空市場にあるコンテナのごみの取り締まりが部署では大きなテーマ。ここに家庭でのごみや仕事場で出たごみを捨てる人が多くてすぐ一杯になってしまうのをどうにか減らしたいという取り組み。きのうはマヌエルとエドウィンと3人で夜19時~21時までどのくらいの人が捨てに来るのか調査。今日の午前中も警察官にも同行してもらって調査。これも私はついて行っているだけですが、思った以上にみんな捨てに来ました。でも、「ダメダメ~!ここは勝手に捨ててはいけない、回収車の回収に出してね。捨ててるところを撮られたら罰金があるよ」って説明すると、ちょっと不満そうにする人もいたけど、引き下がってくれます。ちなみに中心部から車で10分ほど行ったところに市の最終処分場である埋立地があるんだけど、ここに直接持って行くのはいいらしい。やっぱりいかにルールを守ってごみを捨てるかということをもっとみんなに知ってもらう必要があるけど難しい。そのためには1人1人への説明も大切です。でも親子で捨てに来る様子を見ると、習慣づいた大人ではなく、学校で子供向けに…とかコミュニティとかそういう場所での活動も必要だなと感じます。市役所内に分別を入れる活動がある程度落ち着いたら、はやくそういう場所に行けるようにマヌエルに交渉しなきゃな~と思っています。でもこういうのは思っていてもできないことの方が多そうなので、期待はせずに、でも私の考えも伝えなきゃなと思います。そんなこんなで、環境がまた少し変わった1週間でしたが、この週末はオルランドやエニが住む隣町のロハに遊びに行ってきます。ロハには現在協力隊員が3人。2人はシニア隊員の方、1人は青年隊員で1年ほど先輩の方。ロハの向こうの隣町カタマヨから同期隊員も集合してエクアドル南部の会・通称ロハ会。移動でしか通り過ぎたことがなかったので、どんなところか楽しみ。ヤンササからバスで3時間。気分転換して、また来週に備えます。

あ、エクアドル時間で今日17日午前中にグアヤキルでM6.2の地震があったようですが、任地は特に影響ありませんでした。

 写真は今日の午前中の様子。途中でココナッツジュース売りのお兄さんが通りかかって、みんなで飲むところ。

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お買い物事情

今回は任地のお買い物事情について。

まずスーパーマーケットから。エクアドル(たぶん他の南米諸国にも進出)にはtia(ティア)というスーパーがあります。わたしの任地にもあるので、多くの市にはありそう。ただ任地のtiaはそんなに大きくないけど、大きい街に行けば行くほど規模が大きくなります。大きな会社だと思われ、テレビを見ててもたくさんCMが流れてます。食品から生活雑貨までここにきたら最低限揃うし、一番ハイカラなものが買えるという場所。ステイ先の子どももここに来るのが大好き。

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ちなみに他の大きな街には、tiaとは別にさらに大きなショッピングセンターやモールもあります。食品に関しては、このtiaの斜め前にcentro comercialと呼ばれる市場があって、たくさんの出店の中から、野菜、果物、穀物、海鮮、精肉が買えて、2階はcomedorと言って大衆食堂になっています。

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エクアドルの市場ではたいてい1階が商店、2階が食堂っていう形が多い。ちなみにこの市場の一つの野菜屋さんで以前ごみ収集の仕事をしていた同僚が毎週日曜日に働いています。たまに日曜日に行くと彼に会える。初回はわたしが気付かず通り過ぎようとすると、口笛で呼び止めてくれました。少し話は逸れますが、こっちの人たちはこの口笛の使い方が上手です。優しい口笛ではなく、日本だと拍手喝さいするときにたまに聞く鋭い音のやつ。自分の子どもを遠くで呼ぶとき、知り合いを呼び止めるとき、職場だと、ごみ収集車のうしろで収集車をコントロールするときなどなど…大事な場面でも使うほど、挙げだしたらキリがない位すべてこの鋭い音の口笛を使っていろんなことをこなしていきます。

 話を戻して、食品だとスーパーと市場以外には各商店、文房具だと文房具屋さん、工具屋さん、金物屋さん、鍵屋さん、薬局、洋服屋さんや靴屋さん(たぶん中国の会社が卸してる)などなど、それぞれに特化したお店で買うのが一般的。

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市場に関しては、毎週日曜にFeria Liebreと言って、街の広場で大きな青空市場が開催されています。ここはまだちゃんと訪れたことがないので、今度見に行こうと思います。ここにはごみを捨てるための大きなコンテナがあって、日曜夜はごみで溢れかえっているし、周りの道路も果物の皮とか市場で出たいろいろなごみ(主には生ごみ)が散乱しまくって、前に日曜夜に収集車に乗って見たときは、とてもカオスな状況でした。ここのコンテナに家庭で出たごみを捨てるのもほんとは禁止なんだけど、けっこう捨ててしまっている人が多いようで、家を回ったときにコンテナに捨ててるよって言う人が思った以上にいました。

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これがそのときの様子。あまり見えないけど、ごみでコンテナが溢れています。

月曜朝の青空市場の広場まわり。掃除してくれているのは部署のbarridoと呼ばれる街の中の回収担当の同僚たち。

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週明けの昼間も回収。


あとは、おもしろいのは、インターネット屋さんとテレビゲーム屋さんもあります。スマートフォンを持っている人は思ったより多いですが(だから任地では自分のスマートフォンを出しても注意していればそこまで危険ではないです。首都や他の大きな慣れない街では絶対出しません)、パソコンを持ってる人はまだ少ないのか、パソコンを使いたい人向けにインターネットを使えるお店。普段私も家と職場以外ではwifiがないためインターネットが使えないのですが、キト滞在中に同期隊員とキト市郊外に出かけて、目的地をどうしてもインターネットで調べたかったとき、他の街でこのインターネット屋さんに入ってパソコンを使いました。何分いくらみたいなかんじで、値段は全然高くないです。テレビゲーム屋さんは規模は小さいけど、日本で言うゲーセンみたいなかんじかな。前を通ると、学校帰りの子どもたちや若い男の子たちが寄ってるイメージ。

 

もちろん日本のような品質のものを求められない&首都にある大きなショッピングモールの品揃えとは比べ物にならないけれど、任地でも生活に必要なものはそれぞれのお店で揃えることができます。

写真は今回の内容には関係ないけど、前回紹介したクエンカ祭りでの様子をもう少し。

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祝日~クエンカ祭り

少し間が空いてしまいましが、この前の祝日後半の話。11月3日から4日間クエンカに行ってきました。そこではクエンカの独立記念日にあわせて行われる大きなお祭りがあって、そこの一角にJICAで日本人ブースを出展するということでそのお手伝い。日本人ブースは忙しい中でもクエンカの先輩隊員とシニア隊員の方がコツコツと毎日準備してくれたおかげで大盛況でした。

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来年エクアドルと日本は外交関係100周年を迎えます。それを宣伝する大使館の看板。

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ここがJICAのブース。ブースの内容は①折り紙教室(無料)、②みんなの名前を習字で書く(1人25¢)、③浴衣着付け&写真(1人1ドル)です。となりは日本大使館のブースで、きれいな手毬とか飾ってました。私は後半2日間に浴衣着付けを担当。着付けはほぼ初だったけど、先輩隊員に教えてもらって最低限はできるようになり、とても貴重な経験ができました。出発前に何かに役立つかなと買ったユニクロの浴衣が大活躍しました。持ってきてよかった。中には「私はオタクです。」なんて日本語で話しかけてきて浴衣を着てくれた女の子も。みんなモデルのように写真を撮ることに夢中で、少し離れたところに行っちゃったり、なかなか自由で疲れたけど、たのしかったです。f:id:reikomiyahara:20171112021836j:plainf:id:reikomiyahara:20171112021754j:plain

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これは環境関連の展示。
クエンカは任地配属前に1ヵ月語学学校で過ごした街ですが、任地に慣れた今、再度訪れると、やはり街は大きくて西洋風でとてもきれい。人々もおしゃれだし、欧米にいる気分になりました。家々も大きくて富裕層も多いです。

任地からクエンカまでは奇跡的に直通バスが1日3本あります。8時間ほどかかるので、行きも帰りも朝一のバスで。途中のロハまでは何度か通ったことのある道だけど、ロハからクエンカまでのアンデス山脈沿いのバス移動は初めてで新鮮でした。

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途中に通ったサラグロという街の学校前。サラグロというのはインディヘナ先住民族の名前です。
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ちょくちょく停まる各街のバス停では長時間移動の人向けに食べ物や飲み物を売る人がいきなり入ってきます。
滞在中はクエンカに住む日本人とエクアドル人の方のご夫妻のお家に同期隊員と2日間お世話になりました。最終日だけは、バスターミナルの近いほうでと、クエンカの先輩隊員のステイ先の部屋が空いているとのことだったので、そちらにお邪魔しましたが、とても優しいご家族でした。

3日夜は全体で懇親会をして、4日夜は環境教育部会と、みんなと話ができる時間もありました。全体の懇親会のあとに泊まらせてもらったご夫婦のお友達の誕生日パーティーがあるとのことで、何人かでサプライズ訪問。その道中とパーティーの最中は終始先輩隊員の語学力に衝撃でした。ほんとにすごい。会話のテンポや間合いの取り方がエクアドル人と同じ。その先輩はちょうど隊次が1年上の方。私もこれからもっとスペイン語がんばらなきゃ~と思って任地に帰ってきました。

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朝7時にクエンカを出て、任地には15時過ぎに到着。途中からバスは学校帰りの子供たちで満員。このサモラ川が見えてくると、周りも緑が生い茂って、任地のオリエンテ感が出てきます。

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ヤンササの中心部が見えてくる。

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バスターミナルへ入るために降りていきます。
がんばらなきゃと自覚していた矢先、今週はなんだか職場でも嫌なことを言われたりして、まだまだ「あぁ私バカにされてるのかな~」って感じることも多い。向こうにそういうつもりはなく、ただ陽気なだけかもしれないけど、こっちの感覚からするとそんな風に感じてしまいます。気にならないときは流せるんだけど、今回は真に受けてすごい悔しかったです。でもまだまだうまく返せる力はなくて、少し気分的には下降気味。そんな中でも、この前は市役所内で募金を募っていた顔見知りの警察官が居て、知り合いだったので少しだけ募金をしたら「ありがとう。」って私がこの前教えた日本語で返してくれました。活動はまだまだ何もできていないし、そんなこんなで最近は日本が恋しいですが、あまり考えすぎずにマイペースにがんばります。